打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

もうすぐ!! 新選組!

2005-12-28 17:35:00 | Weblog
10月くらいから早く1月になーれと思っていたが、あっという間に1月になってしまいました。1月3日に放送される「新選組! 土方歳三最期の一日」が楽しみでなりません。

と、いうわけでちょっとした作業をしながら新選組!を録画したビデオを流しているのですが、やっぱり面白い。

リアルタイムで観ていた時は「おいおい、多摩での生活ちょっと長すぎなんじゃないか~?」って思っていたんですよ(京都に出発するのは13話ですよ。全部で49話しかないのに)

でもその多摩編が見返せば実にいい。京都編から物凄い殺伐としたストーリーになっているのでバランスを取っていたのかな。後半の味方同士のいさかいを見た後で多摩編を見返すと実に泣けてくる。こんな仲の良かった時代もあったのにどうしてつまらない事で争わないといけないのか。

とにかく新選組!には名作が多い。山南敬介が切腹をする「友の死」や勘定方の河合が隊の規則に足元を掬われて切腹をさせられる「ある隊士の切腹」など。

しかしベストを挙げろと言われれば「寺田屋大騒動」の回を挙げたい。近藤のためにみんなが頑張るのだが、結果としてちょっとずつ足を引っ張っていくという実に面白い話でした。


芸者の深雪太夫を身請けするために近藤勇は井上源三郎をつれて寺田屋へと向かう。身請けの話を知っているのは井上、土方歳三、沖田総司だけ。
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江戸で隊士を募っていた藤堂平助が、近藤の妻つねと沖田総司の姉みつを連れて来てしまう。
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事情を知らない永倉新八と原田左ノ介が近藤が寺田屋へいるとばらしてしまう。つねとみつは寺田屋へ行きたがるも、沖田は「籠を呼ぶのもお金がかかるんですよ」と行かせまいとする。
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丁度そこに斉藤一が巡廻から戻ってくる。多摩時代、つねから金を借りていた斉藤は大慌てで金を返す。つねはそのお金で籠を呼ぶように頼む。
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つねとみつが寺田屋に向かっているのを知らない近藤は深雪太夫の好物である大福を買いに寺田屋から出て行く。井上は一人寺田屋の前で深雪太夫を待つも、つねとみつが先に着いてしまう。
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大福を買って来た近藤に、寺田屋で働くお龍が「お客様がお付きどすえ」と告げる。深雪太夫が着たと思ってみれば、妻とみつがいるので大慌て。 
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深雪太夫が到着、もちろん別室で待機。
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ここ最近、近藤に煮え湯を飲まされている桂小五郎も寺田屋へ来ていた。事情を寺田屋の女将から聞いている小五郎は、みつに深雪太夫のことをばらしてしまう。
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近藤、井上、つね、みつ、深雪太夫が一室に集まってしまう。寺田屋の女将は「身請けされるのは近藤先生ではなく井上先生です」と言い出す。井上と深雪太夫も即興で芝居を始める。
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そこに土方歳三が現れる「違うんだつねさん。この女は俺を追ってきたんだ!」と井上を突き飛ばす。話の辻褄を合わせるために三角関係を演じる土方、井上、深雪太夫
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近藤「もういい!! みんなそれなりにありがとう!!」

………自分の文章力に涙がでそうです。とにかく面白いので興味のある方は見てみてくださいい。