まぁ、たわいもない世間話なのですが。
とあるカレー屋のチェーン店が立ち並ぶカレー横丁があると思いねぇ。
その横丁のとある一軒のチェーン店は、カレーにトンカツを乗せたカツカレーを売りにして今年の一月に開店しました。
カレーを食いに横丁にきた人たちも、そのカツカレーの味に惹かれてお店は大繁盛。多いときに20人以上のお客さんが来てカツカレーを食べたり、食べさせたりの大賑わい。初代店長も嬉しかっただろうと思います。
しかし、ある時期から「カレーよりもカツを重視すべきではないか?」という声が店の常連たちから上がるようになりました。
この横丁のお店は基本的にセルフサービスなのでトッピングを自由につけれるのです。カツを乗っけたい人もいればハンバーグで行きたい人もいる。ギョーザなんて変り種を乗っけたって。トッピング全部乗せ、いや私はカレーだけでいい……みたいな人もいたのです。
何時の頃からか、この店はカレーの味よりもカツの揚げ方に拘るようになった。この頃から常連たちはカツだけ派とカツカレー派という大きく二つに分かれることになり、次第にカツカレー派は消えていくのです。というかカレーの味が落ちればカツカレーが食べたかった常連はいなくなります。
たしかに店の名物になったカツカレーを豪華にしたい気もちはわかる。でも、カツだけに拘って肝心のカレールーの味が疎かになってしまえば……カレーを食べにきた新規のお客さんの足は遠のくのではないでしょうか。
カレーだけ食べてカツを食わないような客は要らないという声もあるかもしれませんが、それを言う人たちだって元々はカレーを食べにこの横丁に来た事を忘れないで欲しい。
カツ好きの常連だけでやっていきたいのならばカツの揚げ方だけに拘っていればいい。多少カレーが不味くなってもカツ好きの常連とその心の友は通ってきてくれる。でも、新規のお客さんは来ない。なぜなら美味しいカレーを食べたくて横丁に来ているから。
「わーい、カツカレーだー」ってお店に飛び込んでみれば、そこにいる常連はカツだけを喰らい、カレーを食おうとしている人を異端のように見る。それじゃ怖くて入る事ができないよなあ。カツだけ食べたいのならトンカツ屋に行けばいいじゃないですか。どうしてカレー屋でカツだけ食べたがる?
「どうだいカレーも食べてみないかい?」と勧めてみても拒否される。カレーが嫌いな人がカレー屋に来てどうするんでしょうか。
いや勧める人によっては食べますという人もいるかもしれませんが、もともとこのカレー屋にはオリジナルのゲームがあり、ゲームで負けた人はカレーを食わされても文句は言えないというルールがあったはずです。ゲームに負けたのなら、誰にカレーを食わされようがそれは仕方が無いですよ。
ただ「二度とカレーを食べるな!」とか「絶対にカツを食うな」みたいに食べる事自体を禁止する掟は拒否できるはずでるけどね。お店に来る意味がなくなってしまうし。
現在、このお店の店長は三代目。
そろそろカレー屋の原点に戻り、トッピングだけではなくカレー自体の味に注目すべきではないだろうか。
それがこのお店を盛り立てる最上の経営方針だと私は思う。
とあるカレー屋のチェーン店が立ち並ぶカレー横丁があると思いねぇ。
その横丁のとある一軒のチェーン店は、カレーにトンカツを乗せたカツカレーを売りにして今年の一月に開店しました。
カレーを食いに横丁にきた人たちも、そのカツカレーの味に惹かれてお店は大繁盛。多いときに20人以上のお客さんが来てカツカレーを食べたり、食べさせたりの大賑わい。初代店長も嬉しかっただろうと思います。
しかし、ある時期から「カレーよりもカツを重視すべきではないか?」という声が店の常連たちから上がるようになりました。
この横丁のお店は基本的にセルフサービスなのでトッピングを自由につけれるのです。カツを乗っけたい人もいればハンバーグで行きたい人もいる。ギョーザなんて変り種を乗っけたって。トッピング全部乗せ、いや私はカレーだけでいい……みたいな人もいたのです。
何時の頃からか、この店はカレーの味よりもカツの揚げ方に拘るようになった。この頃から常連たちはカツだけ派とカツカレー派という大きく二つに分かれることになり、次第にカツカレー派は消えていくのです。というかカレーの味が落ちればカツカレーが食べたかった常連はいなくなります。
たしかに店の名物になったカツカレーを豪華にしたい気もちはわかる。でも、カツだけに拘って肝心のカレールーの味が疎かになってしまえば……カレーを食べにきた新規のお客さんの足は遠のくのではないでしょうか。
カレーだけ食べてカツを食わないような客は要らないという声もあるかもしれませんが、それを言う人たちだって元々はカレーを食べにこの横丁に来た事を忘れないで欲しい。
カツ好きの常連だけでやっていきたいのならばカツの揚げ方だけに拘っていればいい。多少カレーが不味くなってもカツ好きの常連とその心の友は通ってきてくれる。でも、新規のお客さんは来ない。なぜなら美味しいカレーを食べたくて横丁に来ているから。
「わーい、カツカレーだー」ってお店に飛び込んでみれば、そこにいる常連はカツだけを喰らい、カレーを食おうとしている人を異端のように見る。それじゃ怖くて入る事ができないよなあ。カツだけ食べたいのならトンカツ屋に行けばいいじゃないですか。どうしてカレー屋でカツだけ食べたがる?
「どうだいカレーも食べてみないかい?」と勧めてみても拒否される。カレーが嫌いな人がカレー屋に来てどうするんでしょうか。
いや勧める人によっては食べますという人もいるかもしれませんが、もともとこのカレー屋にはオリジナルのゲームがあり、ゲームで負けた人はカレーを食わされても文句は言えないというルールがあったはずです。ゲームに負けたのなら、誰にカレーを食わされようがそれは仕方が無いですよ。
ただ「二度とカレーを食べるな!」とか「絶対にカツを食うな」みたいに食べる事自体を禁止する掟は拒否できるはずでるけどね。お店に来る意味がなくなってしまうし。
現在、このお店の店長は三代目。
そろそろカレー屋の原点に戻り、トッピングだけではなくカレー自体の味に注目すべきではないだろうか。
それがこのお店を盛り立てる最上の経営方針だと私は思う。