わんわんらっぱー

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警視庁、西部邁氏、他殺の線で捜査開始。

2018-03-15 09:28:30 | 訃報
 2017年12月18日の「THE MANZAI 2017」(フジテレビ系)で放送されたウーマンラッシュアワーの社会風刺漫才が大反響を呼んだ。茂木健一郎も絶賛した。

「西部邁×村本大輔」アエラでの対談記事は2017年12月15日に掲載されている。。
ウーマンズラッシュアワー村本氏へのぶらさがり記者会見で、直接、西部氏とは言っていないが、右派論客の人と意気投合した、ということを述べている。

西部邁氏の自殺報道は翌年1月21日。

 私は西部邁氏を新左翼が主催する講演会で見かけた。打ち上げでもニコニコしながら酒を飲んでいた。

 どこか達観した言論を吐く人だったので、三島由紀夫よろしく自殺しても不思議ではないと感じたので、自殺報道直後に、自殺だろうと断定した。

 しかし、そうは問屋が卸すまじで、他殺の線で警視庁が捜査を開始した。他殺の疑いがあっても華麗にスルーがもっとうの警察が、他殺で再捜査というのだから、他殺で間違いないのだろう。

 過敏症(被曝症状?)で白手袋をしていた西部氏はボタンをはめることすら不可能だったようだ。とても縄を結べる状態ではなかったとのこと。

 アベ政権の末路が確定した時点で捜査開始とは、福島第一原発が爆発したらゴビンダ氏釈放と同じロジックである。

 なぜ西部氏を誅殺する必要があったのか?
アベ批判をする西部氏は当然、ダマスコミでの露出はなく、ネットテレビに出てくるのがせいぜいであり、すでに影響力を失っていた。

しかし、村本大輔氏は若年層に対して圧倒的な影響力を保持する。村本氏を激励し、社会風刺の新ネタ漫才を連発されたら、それこそアベ政権どころか、自民党自体が激しく揺さぶられることになる。
 これを抑止するために西部氏は抹殺されたのだろう。

 運良く、東京側に流れ着いたから捜査開始となったが、対岸の神奈川県に流れ着いたらこれまた音無しの構えだったとの皮肉が出ている。

 ただ、私が述べておきたいのはアベ政権が斃れても、風聞で良し悪しを判断する底の浅いテレビ白痴人民は消えない、ということである。
 日本の衰退は規定路線であり、アベが消えても、滞りなく衰退国家路線を進んでいく。本当に苦しいのはアベノミクソ狂乱緩和の副作用で通貨価値が大幅に減退する以降である。各個人が生き残りをかけて血眼になって日々を生きていかなければならない時が迫っている。
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