まる高のきまぐれブログ

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嫌われ松子の一生(下)

2006年12月22日 | 読書
「嫌われ松子の一生(下)」山田宗樹
客であった男と博多から雄琴に移り暮らすが、男の使い込みや覚醒剤のもつれから男を刺し殺してしまう。その後逃亡を図り東京で自殺を考えるが理容師と知り合い結婚まで考える。しかし、逮捕され懲役8年の刑務所へ、堀の中で理容師の免許を取得し、出所後理容店で働いていると、あの教え子の龍洋一と再会する。龍をやくざ・覚醒剤から辞めさせようとし、再び刑務所へ。先に出所した松子は龍の出所を待つが、龍は出所後去ってしまう。目的を失った松子は自堕落な生活を送り、故郷に帰っても拒否されてしまう。もう一度理容師としてやり直そうと思った矢先、公園で暴行を受け死んでしまう。
下巻になっても「何でこんな行動をしてしまうの?何でこんな事になるの?」と思いイライラし気分が悪くなる作品でした。もう少し救われる、スカッとした気分にさせてくれると良かったと思います。

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