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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ごま団子みたいな

2017-09-06 23:57:25 | ランチパック
山崎製パンの人気商品「ランチパック」を、系列である秋田のたけや製パンと青森の工藤パンが、それぞれの販売エリア向けに製造販売しているのが「フレッシュランチ」。
たけやと工藤パンそれぞれが開発・製造しており、県を越えて販売されることはない。また、最近は秋田・青森両県でも(特に秋田)、ヤマザキランチパックが幅を利かせる(両社が受託製造するものもある)ようになり、以前よりフレッシュランチの存在感が薄くなっている。

近年のたけやランチパックは、中身を変えながら常時1~2種類が製造されているようだが、取り扱わない店も多く、ほそぼそと続いている状態。
ジャム&マーガリンみたいな、ランチパックと競合してあえてフレッシュランチにする必要性が薄そうなものや、過去にあった本荘ハムフライ入りをワサビ味に変えたような、二番煎じ的なものがあって、興味をそそられなかった。

2017年9月、久々におもしろそうなたけやフレッシュランチが登場。
ごま団子みたいな フレッシュランチ 1包装330kcal
「求肥とごまだれ、ホイップクリームをサンドしてごま団子風に仕上げました。」「ホイップクリーム」だけ文字色が違う。
イメージ写真の串に刺さったごまだんごは、たけやの商品のだんごに似ている。でも、あんことみたらしはあったけど、ごまってあったかな。あと、たしか焼き目が付いていたけれど、写真にはない。

ここ何年か、たけやでも他のパン会社でも、既存の和菓子などをイメージした蒸しパンなどが発売されていた。
本家ランチパックでは、きなこ餅などをイメージして、中にぎゅうひをはさんだものが出ていた。
それらの、フレッシュランチ版ということになろう。フレッシュランチとしては初ではないだろうか。

「~みたいなパン」という商品名のパンは以前にいくつか出ているが、これは「~みたいなフレッシュランチ」。それに合わせて、パッケージの文字の位置が上下入れ替わっている。
(再掲)ランチパックとたけやフレッシュランチ
↑通常のフレッシュランチは、「フレッシュランチ」が上段。 ※工藤パンフレッシュランチはデザインが異なります。

たけやに限らず、この手のパンで中に挟んだクリーム類は、もうちょっと量が多ければ…と思ってしまう物が多い。値段を考えるとやむを得ないけれど。ところが、これは、
パンをはがして広げたところ
四角いぎゅうひ(左の半透明のもの)、ホイップクリームがたっぷり。
ぎゅうひをはさんで反対側は、
黒ごまもたっぷり(海苔の佃煮じゃありません)
見ての通り、物足りなさはなく、中身は充分。
ぎゅうひはびろーんと伸びて柔らかくて、「団子」のイメージとはちょっと違う。固くならないためには、このようなぎゅうひにするしかないのかもしれない。
ぎゅうひとごま・ホイップクリームのバランスもいい。ホイップがなくてごまだけだと、甘さがしつこくなるのかな。

ドン・キホーテやイオンリテール火曜市では、100円ちょっとで売っていて、これはお買い得。ただ、やっぱり他店ではあまり扱っていない。


久々に買ったたけやフレッシュランチ。上の写真の通り、消費期限のほか製造年月日も併記されている。
ランチパックでもたけやの他のパンでも、惣菜パンは以前から併記していたが、このような菓子パンは消費期限のみの表記だった。それが変わったようだ。

また、今月から、加工食品に産地表示が義務づけられた。場合によっては「輸入または国産」でもいいとか、なんだかよく分からないし、移行期間があって2022年4月まで猶予される。このフレッシュランチでは、従来の表記だった。


ところで、今月、工藤パンでは、横手やきそばをはさんだパンが発売されたとか。今のところ秋田では見ていない。

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