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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

秋田市道のブロック

2012-08-09 23:57:32 | 秋田のいろいろ
【8月10日追記】そういえば、8月10日は大正9年のこの日に「第一次道路改良計画」が始まったことにちなむ「道の日」で、8月は「道路ふれあい月間」。ということで、こじつけがましく道路の話題です。↓

6月1日の記事などで、秋田駅周辺の歩道に敷かれているブロックは、秋田県管轄か秋田市管轄かによって、メーカーが異なることを紹介した。
その時は、秋田市道では仲小路を取り上げ、高松市の「東洋工業株式会社」製の「TOYOユニバーサルペイブ」の200×200×80のブロックが使われていた。

他の秋田市道や公園、それにエリアなかいちの中においても、形(正方形)や表面の質感(一方向に筋状に滑り止めが入る)が似ているブロックが使われているので、それらは全部同じ製品かと思っていたのだが…

仲小路の1本南側、同じく市道の中央通りでも、歩道の融雪装置設置とブロック敷き工事が行われた。
中央通りの北側歩道
中央通りも、20センチ角のTOYOユニバーサルペイブだと思っていたのだが…

そして、仲小路と中央通りを結ぶ南北方向の市道にも、仲小路と同時にブロックが敷かれたらしい。その市道と中央通りの交差点が下の写真。
ブロックのサイズが違う!(左側がエリアなかいち、手前が中央通り)

 上が中央通り、下が仲小路と同規格
色合いも少し違うし、表面の筋の感じも若干異なる。(筋の方向が違うのは、滑り止めの目的からして当然)
秋田市道のブロックは単一ではなく、似てはいるけれど微妙に異なるものがあるのだった!

中央通りの工事途中の段階で、やはり一角にブロックが積み上げられていたので、それを拝見。
点字ブロックと同じ大きさなので30センチ角か(仲小路でも点字ブロックだけは30センチ角)

少し薄いようにも感じる
ユニバーサルペイブでは側面に噛み合わせるための溝があったのに、これにはない。
(再掲)仲小路のユニバーサルペイブ。サイズ・厚さ、側面の溝に注目

確認した製品は、東洋工業関東工場で2012年6月に成形された「YTRM-12」という300×300×60の製品。
製品名は「スーパーテラ」を消して「融雪」「UD(ユニバーサルデザイン?)」と手書きされていた。東洋工業のカタログを見ても、そういう型番は出ていないようだけど。

大きいほうが敷く作業は少し楽そうだけど、せっかく揃えるんならサイズも統一すればいいようにも思う。

中央通りの北側歩道は、エリアなかいちオープン前に工事が終わって、その後は向かいの南側(金萬ビル【16日ビル名改称による訂正】秋銀・明治安田ビル付近など)でも行われている。
先日、バスの窓から見ると、ちょうどブロックをカット(半端な形になる部分)して、敷いているところだった。
暑い中おつかれさまです
見ると、南側のブロックは色が違って赤っぽい。正方形みたいだから、北側の色違いだろうか。
工事前も同じ色(表面が違って東洋工業製ではなさそう)だったはずなので、それに合わせたのだろうか。通りのこっちとあっちで色が違うというのは珍しいかもしれない。


それから、南大通り~市民市場前~中央通り~仲小路~広小路を結ぶ市道「秋田環状1号線」は、20センチ角の製品が敷かれている。※以前の記事ではこの南側(南大通り寄り)を紹介
ゆうちょ銀行秋田支店前の仲小路との交差点の歩道(左が仲小路、上下が環状1号線)
南大通り寄りでは赤系統(レンガ色)のブロックだったが、仲小路との交点付近では仲小路と同じグレー系。ただし、規則的に濃いグレーや赤が入る。

ゆうちょ銀行前交差点の西側(エリアなかいち寄り)
車道部分にもブロックが敷かれ、そこに横断歩道の白線が引かれている。
おそらく、融雪装置が横断歩道の上にも設置され、その関係でブロック敷きになり、かつ安全のため白線を引いたのだろう。
その向かい、
東側(秋田駅寄り)
向かいもブロック敷きだが白線がない
以前は、ここにも歩行者用信号機が設置されて横断歩道があった。
再掲)手前がその場所
しかし、融雪やブロック工事が終わって交差点の信号機が更新されたが、ここの信号機だけは撤去されてしまった。交通規制の関係上、ここを通る車は基本的にない。以前はタクシー会社の車庫があってタクシーが通るため、歩行者信号や横断歩道の意味があったのだが、車庫がなくなったため、不要と判断したのだろうか。
ただし、点字ブロックは横断歩道があるかのような配置(注意を示すブロック)になっている。

さらに仲小路を駅側へ1ブロック進んだ、大屋根の入口・「new金座街ビル」前。
再掲)以前の模様
以前は上の写真のように、ブロックを使って横断歩道のライン状のものが標示されていた。

更新後は、
 こうなった
横断歩道の白線はない。代わりに、横断歩道に相当する部分のブロックの色が薄い緑色の単色になっている。
といっても、コントラストが低くて、周りのグレーに埋もれて目立たない。
上に白線を引く気配もないので、このままなのだろうが、ちょっと不安。

そういえば、弘前駅前のバス乗り場でも白線の代わりに緑色に舗装されたが、最近は横断部分=緑色というのが流行っているのだろうか? 道路交通法上とかはどうなってるんだろう?(弘前駅バス乗り場は公道ではなく適用外だと思うけれど)

※仲小路のタイルの続きはこちら。別件でこちらも。

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