昨2019年、20年以上空き地だった、秋田市中央部の「旧産業会館跡地」に、久しぶりに建物が建った。
と言っても、仮設のプレハブ。
千秋公園下の秋田県民会館跡地に建設中(2021年末竣工・年度末開館予定【9月15日追記】新型コロナウイルスにより工事が遅れ、2022年6月オープン予定に変更された)の、県と秋田市の複合新文化施設建設工事の現地事務所。
今年の春頃、少し変化があって、それが謎。
竿燈大通りから
土手長町歩道橋から
(再掲)昨年撮影
歩道橋からの写真を比べると、昨年は、敷地内の建物沿いに仮囲いが設置され、囲われていない部分は駐車場のようだった。
現在は、仮囲いが敷地いっぱいまで拡張され、敷地の一部に赤い鉄骨で組まれた構造物が新たにできた。既存の2階建てのプレハブよりも少し背が高い。
竿燈大通りからの写真では、左側の信号機の背後に位置し、真っ白な正方形に近い板で覆われている。
今年春に気付いた時は、鉄骨を組んでいたから、工事の進行に伴い、プレハブを増築するのかと思っていた。その後、壁ができる気配がなく、西面に目隠しのような白い板が付いただけ。南北面は鉄骨むき出しのまま。
素人には意味不明な物体。
向かい側土手長町通りから
歩道橋からズームして、北面を拝見。
う~ん
それでもよく分からないけれど、こんな↓感じ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c8/6393993fe41e5191c4d867fdb69a0f32.jpg)
4層構造+屋根の構造のようだが、地面には床がない。地面に置かれた車輪がついたオレンジ色のものは、レンタルのニッケンのシールがあり、昇降しそうな感じ。
2層目と3層目は、構造はほぼ同じ。鉄骨枠のやや内側に、フロアの下から上まで、ガラス状のものが張られている。ガラス面は垂直でなく、竿燈大通り側から見て「\」のように傾斜している。
ガラスは、2層目では透明で、向こう側の自販機が見えているのに対し、3層目は鏡面のようでこちら側が写っている。
4層目は、腰よりやや高い位置までガラスがあり、金属の手すりもある。ビル内などにある、転落防止の柵と同じもののように見える。
上の写真右側(フレーム外)が白い板だが、その間に足場が組まれている。上の画像では、3層目以上は覆われていて見えないが、赤い○で囲った部分、2層目では覆いがなく、2層目の床と高さが一致する足場が接続しているのが確認できる。
拡大
驚くのは、2層目の「床」だと思われる部分の幅の狭さ。鉄骨全体の幅(南北方向)に対して、極端に狭い。人1人が通れるくらいのようだが、ガラスがあるからどうなのか?
一方、反対側、既存プレハブは2階建てなわけで、この物体のフロアとは一致しない。しかし、プレハブとの間にも足場が組まれていて、はしごもある。おそらくそこを伝って、人が出入りするのだろう。でも、この幅では?
反対の南面は、既存プレハブに隠れてほとんど見えないのだが、また違う造り。
土手長町通りから
木質っぽい横方向のルーバー状のもので覆われた部分がある。おそらくそこが3層目。
その上の4層目は、北側からと同じく、ガラスの柵が見える。
竿燈大通りに向いた西面の白い板は、日除けなのか、目立つ場所だから目隠しなのか。気にし出すと目についてしまい、映像を投影するスクリーンとして使えそう、広告なり絵なりかいたらどうか、などと考えたり…
人が常時滞在する場所ではなさそう。何かの作業を行う場所なのか? ほんとうにまったく分からない物体。何なのでしょう?????
【8日追記】コメントで教えていただき、正体が判明。これは「試験施工用のモックアップ」とのこと。
図面からいきなり実物を建てるのではなく、事前に同じ材料で試しに作ってみて確認するためのもの。
それを踏まえて、新施設の完成予想図を見ると、正面側の外観が傾斜したガラス風になっていて、この謎だった物体の2~3フロアとかなり似た見た目だ。今後に注目。
【2021年4月10日追記】その後、本体の工事が本格化した2021年春までには、このモックアップは撤去された。
と言っても、仮設のプレハブ。
千秋公園下の秋田県民会館跡地に建設中(
今年の春頃、少し変化があって、それが謎。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/18/06ac9e634332e4de531687c72c492350.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/be/4c889201eda48802e0ea4e36985a8c35.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/19/a82d61feea8ccb74b75db2de10c4a97e.jpg)
歩道橋からの写真を比べると、昨年は、敷地内の建物沿いに仮囲いが設置され、囲われていない部分は駐車場のようだった。
現在は、仮囲いが敷地いっぱいまで拡張され、敷地の一部に赤い鉄骨で組まれた構造物が新たにできた。既存の2階建てのプレハブよりも少し背が高い。
竿燈大通りからの写真では、左側の信号機の背後に位置し、真っ白な正方形に近い板で覆われている。
今年春に気付いた時は、鉄骨を組んでいたから、工事の進行に伴い、プレハブを増築するのかと思っていた。その後、壁ができる気配がなく、西面に目隠しのような白い板が付いただけ。南北面は鉄骨むき出しのまま。
素人には意味不明な物体。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a5/ae1d941362b4861c89e124c7c606fe99.jpg)
歩道橋からズームして、北面を拝見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/12/a7f4e5f439b8e0d7154989da88cf7331.jpg)
それでもよく分からないけれど、こんな↓感じ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c8/6393993fe41e5191c4d867fdb69a0f32.jpg)
4層構造+屋根の構造のようだが、地面には床がない。地面に置かれた車輪がついたオレンジ色のものは、レンタルのニッケンのシールがあり、昇降しそうな感じ。
2層目と3層目は、構造はほぼ同じ。鉄骨枠のやや内側に、フロアの下から上まで、ガラス状のものが張られている。ガラス面は垂直でなく、竿燈大通り側から見て「\」のように傾斜している。
ガラスは、2層目では透明で、向こう側の自販機が見えているのに対し、3層目は鏡面のようでこちら側が写っている。
4層目は、腰よりやや高い位置までガラスがあり、金属の手すりもある。ビル内などにある、転落防止の柵と同じもののように見える。
上の写真右側(フレーム外)が白い板だが、その間に足場が組まれている。上の画像では、3層目以上は覆われていて見えないが、赤い○で囲った部分、2層目では覆いがなく、2層目の床と高さが一致する足場が接続しているのが確認できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/f3/a20d530c5eb53830814a5355c03707fe.jpg)
驚くのは、2層目の「床」だと思われる部分の幅の狭さ。鉄骨全体の幅(南北方向)に対して、極端に狭い。人1人が通れるくらいのようだが、ガラスがあるからどうなのか?
一方、反対側、既存プレハブは2階建てなわけで、この物体のフロアとは一致しない。しかし、プレハブとの間にも足場が組まれていて、はしごもある。おそらくそこを伝って、人が出入りするのだろう。でも、この幅では?
反対の南面は、既存プレハブに隠れてほとんど見えないのだが、また違う造り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/dc/efe3704ff9e2558fe2f86686cd9eae6a.jpg)
木質っぽい横方向のルーバー状のもので覆われた部分がある。おそらくそこが3層目。
その上の4層目は、北側からと同じく、ガラスの柵が見える。
竿燈大通りに向いた西面の白い板は、日除けなのか、目立つ場所だから目隠しなのか。気にし出すと目についてしまい、映像を投影するスクリーンとして使えそう、広告なり絵なりかいたらどうか、などと考えたり…
人が常時滞在する場所ではなさそう。何かの作業を行う場所なのか? ほんとうにまったく分からない物体。何なのでしょう?????
【8日追記】コメントで教えていただき、正体が判明。これは「試験施工用のモックアップ」とのこと。
図面からいきなり実物を建てるのではなく、事前に同じ材料で試しに作ってみて確認するためのもの。
それを踏まえて、新施設の完成予想図を見ると、正面側の外観が傾斜したガラス風になっていて、この謎だった物体の2~3フロアとかなり似た見た目だ。今後に注目。
【2021年4月10日追記】その後、本体の工事が本格化した2021年春までには、このモックアップは撤去された。
非常に納得しました!
先行して練習というか最終確認的なものをする場なのですね。改めて新施設の完成予想図を見ると、正面の外観が、傾斜したガラス状で、謎だった物体の2~3フロアと似ています。今後もここを見ていると、完成前に雰囲気が多少分かるかもしれませんね。
現地では、高いクレーンが2台ほど入ったものの、地上部の形はほとんどできてきません。まだ1年以上あるといっても、みるみる形になっていくのでしょう。差し当たっては、秋までには旧和洋校舎がなくなりそうで、見慣れた風景がかなり変わりそうだと思っています。
このお盆は残念でした。悪い時期に悪い状況になってしまいました。帰省となると、どうしても誰かと接触するでしょうし…
東京に残るとしても、行動が制約されて大変でしょうね。秋田でもクラスターが発生したので、2週間ほどは市中感染を意識した行動を、との県医師会のコメントが出ていました。墓参りが若干、不安です。
年末年始辺りまでには、せめて感染が穏やかになってくれることを願わずにはいられません。
都内住みのため今年の夏の帰省は諦めました。早くコロナに効くワクチンができないものでしょうか。
この仮設の躯体は試験施工用のモックアップですね。
現在工事を進めている現場で、外壁やホール内壁などの仕様と納まりを実寸サンプルで検証するためのやぐらのようなものです。おそらくこれからパネルが貼られたりしていきます。施工図では気づかない問題点やパースと実際の見た目の違いなどを確認していきます。工事は順調そうですね。