広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

松江土産

2009-10-01 20:43:37 | 各地お土産・食べ物
松江のお土産についてです。
松江は茶の湯の町。松江藩7代藩主・松平治郷は、政治の方がさんざんだったらしいが、茶道にはたいへん明るく茶人としての号が松平不昧だったので、不昧流という茶道の流派が残っている。
今でも松江には和菓子屋さんが多く、「不昧公好み」という一種のブランドの和菓子がいくつか残っている。その1つ「山川」という落雁は「日本三大和菓子」の1つとされている(諸説あり、長岡・金沢・松江・博多のどれか3つらしい。帰り道で長岡のものも買ったので後で紹介します)。
 
買ったのは山川と並んで代表的な「若草」。いくつかの店が販売しているが、彩雲堂というお店のを買った(大型店や駅でも売っていた)。12個入り1680円(3個入りからある)。

四角い求肥に緑色の寒梅粉(餅米を蒸して粉にしたもの)をまぶしたもので、なるほど「若草」の名にふさわしい。春の茶席のお菓子だったそう。
思ったより大きくてずっしりと重く、食べ応えがあり、けっこう甘みが強かった。

松江の隣、安来は、ドジョウすくいだけでなく、清水寺(きよみずでら)というお寺も有名。それにちなんだ「清水羊羹」が名産で、いくつかのお菓子屋さんが売っている。
日持ちがすることもあってか、松江やたしか鳥取のキヨスクでも一口サイズのようかんが置いてあり、山陰では知名度のあるお菓子のようだ。(僕も買ったけどまだ食べてません)
そのようかんの製造元の1つ西村堂と地元のわたなべ牧場がコラボして、アイスクリームを発売したそうだ。買えるのは安来駅の観光交流プラザなど、安来市内の3か所だけ。
安来きよみずようかんアイスクリーム。250円
これは羊羹のアイス。分類は「ラクトアイス」で、原材料名は「牛乳・ヨーカン・砂糖・安定剤・ムラサキキャベツ色素」
小豆アイスの中に角切りようかんが入っている
つまりあんこの中にあんこです。
実は急いでいてあまりじっくり食べられなかったけど、普通のあずきアイスかな。でもあずきアイスは硬くて食べにくいバータイプが多く、カップタイプは初めてかも。だから食べやすいし、ようかんの味の良さのためか、まろやかな気がした。

松江といえばシジミ。
キヨスクなどで真空パックのシジミや佃煮などが売られていた
中でも、この
「しょうがしじみ」(中浦食品、530円)
ショウガの入ったシジミの佃煮だが、とてもおいしくて気に入った。貝殻から身を外す手間もいらず、ついパクパクとご飯が進んでしまった。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 葉っぱキャラ | トップ | 四ツ小屋と御所野 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ようかん!? (あどれ)
2009-10-01 21:26:30
アイスの中にようかん、って・・・ゴニョゴニョしないの??不思議なアイスだねー。

生姜味のしじみって美味しそう~。私、しょうが大好きだから♪
これから新米の季節、炊き立てご飯にはピッタリのおかずを発見したね~。
返信する
ようかんの存在感 (taic02)
2009-10-01 22:12:09
氷点下でもようかんは常温そのままの存在感を主張してました。でも特に違和感は感じなかったです。
むしろバニラアイスにようかんを入れると、マイルドなあずきアイスになっていいかも? なんて思いました。

ショウガいいですね。シジミとも相性が○です。西日本なのにわりと濃い味付けだから、秋田の人も好きそうな味でした。
そうそう。新米と一緒に…
ってさっき全部食べちゃいました! もっと買うべきだった。
返信する

コメントを投稿