3月中旬の由利本荘市で買った食べ物2題。※おはぎの話と多少関連します。
旧・大内町、羽後岩谷駅前にある「道の駅おおうち」のメインの建物「総合交流ターミナルぽぽろっこ」にある「農産物直売所 ひまわり」。季節ごとに餅菓子が売られているようで、この時は、期待した彼岸の「だんし」はなかったものの、おはぎ、赤飯、笹巻き(味付けなしのもち米で、食べる時きなこをかける。形状はやや細長い三角錐【2日補足・「ちまき」の一種だろうが、秋田では笹巻きと称するのが一般的。県内でも形状は地域や家庭で差がある。】)、そして、
ひなもち 3個324円
道の駅の3月のおすすめチラシみたいなのにも掲載されていた。午後の時点でレジ横で1種類だけ3個あった。
秋田ではひなまつりを月遅れで行うことも多いので、3月後半に売られていてもおかしくない(スーパーでは3月4日で一掃されるけど)。
ひなまつりの餅菓子といえばひし餅が知られるが、「ひな餅」というものもちらほら存在する。
秋田では仙北市角館がわりと知られる。餅粉の餅で桃や花をかたどったり、最近は絵やキャラクターを描いたりする(中にあんこ)。ネットを見ると出雲など山陰方面にも、よく似たひな餅が存在し、松江では「花もち」と呼ぶらしい。
それらと比べると、大内のひなもちは、表面がつるんとして雰囲気は似ているが、外観は違う。生地全体を着色していて、型で作っているのか、それぞれ形が違う。中心に赤い点があり、おそらく花をかたどっているのだろう。
断面。中はこしあん
原材料欄には「もち粉、うるち粉」両方記載で、いわゆる「鶴の子餅」のような甘くてむっちりした餅、あんこは甘め。
※1年後、2021年春に売られていたもの。
もう1つは、秋田市内では購入できない本荘の渡部製パンのパン。マックスバリュ本荘中央店で購入。
クリーム入りメロンパンは以前と変わらない
長さ20センチ弱の、しわしわで粉っぽそうなコッペパンがあった。「きなこ揚げパン」119円。
これが噂に聞く「揚げパン」か! 渡部パンで作っていたとは。
全国的には、学校給食の思い出として「揚げパンがおいしかった」ことを挙げる人が少なくない。
ただ、学校給食には世代と地域の差があるもので、秋田県(青森県もそうらしい)では揚げパンは昔も今もほとんど出ないようだ。30年前の秋田市立学校では小中9年間、1度もお目にかかっていない。
ところが、秋田でも例外的に由利本荘地域では、揚げパンが給食に出るらしい。本荘では「小松製パン」でも製造しているそうだ。
僕は揚げパンを見るのも初めてだった。これまで、イーストドーナツとかあんドーナツのような、表面がギトギトしたのを想像していたので、こんな乾いた表面に驚いた。
給食の揚げパンの中でも、地域や業者によって違いあるようで、砂糖やシナモンがまぶされているものもあるようだが、きなこも定番らしい。
秋田では緑色のきなこがメジャーだが、これは黄色いきなこ。
ほぼまんべんなくきなこが付いている
底面は偏りあり
見れば見たで、今度は硬そうに感じた。
食べてみれば、硬くはなく食べやすく、きなこのあんばいも良くて、おいしい。カロリーは気になるけど。
これが給食に出たら、好かれるだろうと納得。
たけや製パンのような大手では、揚げパンを作れない・出せない事情はあるのかもしれない。あるいは給食としての栄養価の面かもしれない。
給食のパンといえば、モソモソした食パンやコッペパン中心で、あまりいい思い出がなかった者として、うらやましく思った。
旧・大内町、羽後岩谷駅前にある「道の駅おおうち」のメインの建物「総合交流ターミナルぽぽろっこ」にある「農産物直売所 ひまわり」。季節ごとに餅菓子が売られているようで、この時は、期待した彼岸の「だんし」はなかったものの、おはぎ、赤飯、笹巻き(味付けなしのもち米で、食べる時きなこをかける。形状はやや細長い三角錐【2日補足・「ちまき」の一種だろうが、秋田では笹巻きと称するのが一般的。県内でも形状は地域や家庭で差がある。】)、そして、
ひなもち 3個324円
道の駅の3月のおすすめチラシみたいなのにも掲載されていた。午後の時点でレジ横で1種類だけ3個あった。
秋田ではひなまつりを月遅れで行うことも多いので、3月後半に売られていてもおかしくない(スーパーでは3月4日で一掃されるけど)。
ひなまつりの餅菓子といえばひし餅が知られるが、「ひな餅」というものもちらほら存在する。
秋田では仙北市角館がわりと知られる。餅粉の餅で桃や花をかたどったり、最近は絵やキャラクターを描いたりする(中にあんこ)。ネットを見ると出雲など山陰方面にも、よく似たひな餅が存在し、松江では「花もち」と呼ぶらしい。
それらと比べると、大内のひなもちは、表面がつるんとして雰囲気は似ているが、外観は違う。生地全体を着色していて、型で作っているのか、それぞれ形が違う。中心に赤い点があり、おそらく花をかたどっているのだろう。
断面。中はこしあん
原材料欄には「もち粉、うるち粉」両方記載で、いわゆる「鶴の子餅」のような甘くてむっちりした餅、あんこは甘め。
※1年後、2021年春に売られていたもの。
もう1つは、秋田市内では購入できない本荘の渡部製パンのパン。マックスバリュ本荘中央店で購入。
クリーム入りメロンパンは以前と変わらない
長さ20センチ弱の、しわしわで粉っぽそうなコッペパンがあった。「きなこ揚げパン」119円。
これが噂に聞く「揚げパン」か! 渡部パンで作っていたとは。
全国的には、学校給食の思い出として「揚げパンがおいしかった」ことを挙げる人が少なくない。
ただ、学校給食には世代と地域の差があるもので、秋田県(青森県もそうらしい)では揚げパンは昔も今もほとんど出ないようだ。30年前の秋田市立学校では小中9年間、1度もお目にかかっていない。
ところが、秋田でも例外的に由利本荘地域では、揚げパンが給食に出るらしい。本荘では「小松製パン」でも製造しているそうだ。
僕は揚げパンを見るのも初めてだった。これまで、イーストドーナツとかあんドーナツのような、表面がギトギトしたのを想像していたので、こんな乾いた表面に驚いた。
給食の揚げパンの中でも、地域や業者によって違いあるようで、砂糖やシナモンがまぶされているものもあるようだが、きなこも定番らしい。
秋田では緑色のきなこがメジャーだが、これは黄色いきなこ。
ほぼまんべんなくきなこが付いている
底面は偏りあり
見れば見たで、今度は硬そうに感じた。
食べてみれば、硬くはなく食べやすく、きなこのあんばいも良くて、おいしい。カロリーは気になるけど。
これが給食に出たら、好かれるだろうと納得。
たけや製パンのような大手では、揚げパンを作れない・出せない事情はあるのかもしれない。あるいは給食としての栄養価の面かもしれない。
給食のパンといえば、モソモソした食パンやコッペパン中心で、あまりいい思い出がなかった者として、うらやましく思った。
最初秋田市は給食に揚げパンなかったよと聞いた時びっくりしました。
渡部パンは甘食が本当に美味しくて行けば買ってしまいます。地元密着パン屋さん頑張って欲しいです。
秋田市はパンに関しては、すべてたけやに一任でした。
渡部さんはスーパーにあるのはごく一部で、種類が豊富なようですね。今度は甘食を探してみます。
新型コロナウイルスの休校で給食分がなくなり、困っているようですが、まさにがんばってほしいですね。