広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

こんもりツツジ

2021-05-22 22:17:56 | 秋田の季節・風景
記録的早咲きの桜が終わって、季節が停滞していたような気もしていたけれど、秋田市もツツジの季節になって、そろそろ終盤。
名所・千秋公園ではない、秋田駅より北方面3か所で、ちょっとした見応えあるツツジを見つけた。
定番の2色の花が混ざって咲く
「手形街区公園」という、大字レベルの地名で広大そうな名前だけど、普通の街区公園。秋田大学手形キャンパス正門の1本向こうの通りにある。
線路際に新しくできた手形新栄町街区公園もそう遠くなく、そちらは狭い園内に10人以上の人たちが遊んでいたのに、こちらは誰もいなかった。
上の写真の奥が秋大方向。以前はアパート形式の県職員公舎が建ち並んでいたが、解体された(体育施設などがあるので、正門の通りまでは見通せない)。跡には県の中央児童相談所、女性相談所などがまとまった「新複合化相談施設」ができる。

でツツジ。公園内にはツツジは少ししかないが、滑り台そばの角のものが目を引いた。
あずまやと同じくらいの高さ
2色だから2本以上の木がまとまって繁茂しているようだ。
ケヤキ(?)も混在


奥羽本線と旭川を越えて、秋田工業高校正門近く、保戸野金砂町(ほどの かなさまち)の金砂神社境内。
伐り倒されたケヤキの幹は、なくなっていた。
こんもり
キノコ形というべきか、下側がくびれたおもしろい樹形。これで1株のようにも見えるけど、下にまったく花がないから別株か?
後ろが社殿

外から鳥居越しに
写真でスケールが伝わりづらいかもしれないけれど、かなり巨大。千秋公園の斜面のものよりも大きいかもしれない。剪定されているからこそなのだろうけど、庭園でないこういう場所で、こんなに大きいツツジはそうそうないだろう。


さらに北、泉地区。
上から見下ろしたツツジの斜面
平坦な泉に、こんな場所があるかとお思いでしょう。
下から見るとこんな感じ
泉小学校隣の「秋操近隣公園」の一角にある築山(つきやま)の、一部斜面にツツジが植えられていた【12日追記・場所によってはサツキも植えられていた】。今年まで見逃してしまっていたが、なかなか美しい。下からよりは上から見下ろしたがほうが見やすく見応えがあると思う。
築山は2階建て民家よりちょっと高い程度か。ぐるりと1周して頂上へ行く道がつけられていて、さすが近隣公園だけに立派なもの。
てっぺんには、6畳間くらいの展望台的なウッドデッキもある。一部壊れたようで立入禁止になっているが、子どもたちに人気の場所。
正面に太平山、この左下がツツジ

ツツジ、テニスコート、太平山
「低木」扱いのツツジだけど、こんなに大きくなることもある。それも花の時期でないと気付きにくいもの。花が終われば、ほかの緑にまぎれてしまう。
※ツツジのふもとに咲く別の植物について、この記事後半。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする