秋田市大町三丁目2番地、竿燈大通りの日銀秋田支店前交差点から大町通りを南に入ってすぐのところに、駐車場がある。
最近は、建物を解体した跡に新たな駐車場がよくできているが、ここは古くから駐車場だった。
薄っぺらなビルと協働大町ビル(旧・協働社大町ビル)の間
逆側から
「升屋」という看板が出ていて、近くの那波商店系列の呉服店・升屋(ちなみに仏壇は「升谷」)が所有・営業する駐車場らしい。
もう1つ看板が出ていて、ロゴが薄れているが「JTB専用駐車場」とある。
2つの看板
そう、竿燈大通り沿いにある、JTB東北秋田店の来客用駐車場なのだ。
出入口に小屋があり、いつも人が詰めていて、駐めたドライバーはそこで何やらやりとりをしている。
(「専用」とあるから、JTBの客以外は使えないのだろうか?)
この駐車場がなくなる、はず。
今年5月1日、岩手県競馬組合から「民設民営による秋田場外勝馬投票券発売所設置計画について」が発表されて報道された。
2015年4月に秋田市に場外馬券売場ができることになり、その場所が升屋駐車場に決まったとのこと。
盛岡市の不動産業「有限会社ケーワイケープランニング」が設置運営し、敷地面積824.03平米、延べ床面積952.89平米、鉄骨造3階建て。岩手競馬を中心とした地方競馬を扱い、JRAは当面扱わない。
ちょっと狭い気がするけれど、皮肉なことに「駐車場は、近隣の時間貸駐車場を活用する予定」。
今年9月までに警察との協議や農水省への申請を行うことになっていた。
河北新報によれば「総事業費2億円強は同社が負担する。1日の利用は約250~450人を見込む。」
現地には「建築計画のお知らせ」の看板が立てられ、工期は10月15日からとなっていた。
奥の紅葉は那波家の水汲み場のケヤキ
ところが、今日現在、駐車場は営業中。
「駐車場やめます」という告知看板などはないし、JTBのホームページでは引き続き升屋駐車場を案内している。
2012年10月のGoogleストリートビューより
以前と違うのは、建築計画のお知らせが設置されたこと、前の自販機が撤去されたこと、プランターに何も植えられていないこと程度。
升屋駐車場がなくなれば、JTBさんは困るだろうから、なくなるのなら事前にアナウンスはするだろう。
そもそも、着工が予定より2週間もずれこむだろうか。
どこかから待ったがかかって、馬券売場計画が頓挫してしまったのだろうか?
ネットを見てみても、情報は見つけられなかった。
ここに馬券売場が必要なのかは何とも言えないけれど、気になる。
【11月9日追記】この後、11月3日の週の間に変化があった。出入り口の小屋が撤去された。駐車スペースは変わらない。
どうも従来は、JTB利用者以外でも使用できたようだ。JTB来店者は、小屋で駐車券を受け取り、さらにJTB店内でサービス券をもらって小屋に提出するような手順だったらしい。
小屋がなくなった後は、JTB専用の駐車場になり、JTBのホームページによれば券を用いなくなったようだ。
とりあえずは着工に向けた動きのように思えなくもないけれど、駐車場として機能している以上、まだ着工は先でしょう。
【12月20日追記】12月17日に地鎮祭が行われたことが報道。ついに着工した。
18日付秋田魁新報社会面によれば、予定通り来年4月オープンで、「テレトラック秋田(仮称)」。
先月、農林水産省に設置申請を行い、今月16日に承認を得た。
「延べ床面積962平方メートル」に変わっている。
【2015年1月19日追記】2015年に入って工事が本格化。「升屋駐車場」といった看板はすべて撤去され、従来駐車スペースだった部分は囲われて盛んに工事が行われている。協働大町ビル側に車が通れる幅の通路が残され、奥のほうにつながっていて、JTB利用者はそこ(写真で見えている立体駐車場の手前? JTBの建物の真裏辺り)へ駐車するようになった。つまり、工事現場脇を抜けて、工事とは無関係の部分に駐車できることになる。
【2015年2月24日追記】2月下旬に工事現場の囲いに設置された看板によれば、「4月中旬」オープン予定。
※続きはこの記事後半
最近は、建物を解体した跡に新たな駐車場がよくできているが、ここは古くから駐車場だった。


「升屋」という看板が出ていて、近くの那波商店系列の呉服店・升屋(ちなみに仏壇は「升谷」)が所有・営業する駐車場らしい。
もう1つ看板が出ていて、ロゴが薄れているが「JTB専用駐車場」とある。

そう、竿燈大通り沿いにある、JTB東北秋田店の来客用駐車場なのだ。
出入口に小屋があり、いつも人が詰めていて、駐めたドライバーはそこで何やらやりとりをしている。
(「専用」とあるから、JTBの客以外は使えないのだろうか?)
この駐車場がなくなる、はず。
今年5月1日、岩手県競馬組合から「民設民営による秋田場外勝馬投票券発売所設置計画について」が発表されて報道された。
2015年4月に秋田市に場外馬券売場ができることになり、その場所が升屋駐車場に決まったとのこと。
盛岡市の不動産業「有限会社ケーワイケープランニング」が設置運営し、敷地面積824.03平米、延べ床面積952.89平米、鉄骨造3階建て。岩手競馬を中心とした地方競馬を扱い、JRAは当面扱わない。
ちょっと狭い気がするけれど、皮肉なことに「駐車場は、近隣の時間貸駐車場を活用する予定」。
今年9月までに警察との協議や農水省への申請を行うことになっていた。
河北新報によれば「総事業費2億円強は同社が負担する。1日の利用は約250~450人を見込む。」
現地には「建築計画のお知らせ」の看板が立てられ、工期は10月15日からとなっていた。

ところが、今日現在、駐車場は営業中。
「駐車場やめます」という告知看板などはないし、JTBのホームページでは引き続き升屋駐車場を案内している。

以前と違うのは、建築計画のお知らせが設置されたこと、前の自販機が撤去されたこと、プランターに何も植えられていないこと程度。
升屋駐車場がなくなれば、JTBさんは困るだろうから、なくなるのなら事前にアナウンスはするだろう。
そもそも、着工が予定より2週間もずれこむだろうか。
どこかから待ったがかかって、馬券売場計画が頓挫してしまったのだろうか?
ネットを見てみても、情報は見つけられなかった。
ここに馬券売場が必要なのかは何とも言えないけれど、気になる。
【11月9日追記】この後、11月3日の週の間に変化があった。出入り口の小屋が撤去された。駐車スペースは変わらない。
どうも従来は、JTB利用者以外でも使用できたようだ。JTB来店者は、小屋で駐車券を受け取り、さらにJTB店内でサービス券をもらって小屋に提出するような手順だったらしい。
小屋がなくなった後は、JTB専用の駐車場になり、JTBのホームページによれば券を用いなくなったようだ。
とりあえずは着工に向けた動きのように思えなくもないけれど、駐車場として機能している以上、まだ着工は先でしょう。
【12月20日追記】12月17日に地鎮祭が行われたことが報道。ついに着工した。
18日付秋田魁新報社会面によれば、予定通り来年4月オープンで、「テレトラック秋田(仮称)」。
先月、農林水産省に設置申請を行い、今月16日に承認を得た。
「延べ床面積962平方メートル」に変わっている。
【2015年1月19日追記】2015年に入って工事が本格化。「升屋駐車場」といった看板はすべて撤去され、従来駐車スペースだった部分は囲われて盛んに工事が行われている。協働大町ビル側に車が通れる幅の通路が残され、奥のほうにつながっていて、JTB利用者はそこ(写真で見えている立体駐車場の手前? JTBの建物の真裏辺り)へ駐車するようになった。つまり、工事現場脇を抜けて、工事とは無関係の部分に駐車できることになる。
【2015年2月24日追記】2月下旬に工事現場の囲いに設置された看板によれば、「4月中旬」オープン予定。
※続きはこの記事後半