広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

吹雪とカプセル

2013-12-15 19:40:13 | 秋田の季節・風景
秋田県内陸南部の横手や湯沢では、積雪が80センチを越えた。
今日の秋田市は、風が強くて時折吹雪き、ほんのたまに晴れ間が出るという、秋田市の冬らしい天候。積雪は25センチ、最高気温は0.9度と寒い。
夕刻の旭南の新国道。秋田市外方面の車線は渋滞気味

卸町から古川添交差点・秋田市中心部方面。※太平大橋が工事で車線減のため、いつも以上に混雑
年末のせいもあるのか日曜日ながら全体的に渋滞傾向だけど、いつもの冬の光景。

ホームセンターのつらら
これからさらに成長(昨年1月)することでしょう。

羽後交通・高速湯沢線の「319
湯沢から秋田へ来て、折り返して戻る姿だけど、屋根にはけっこう雪が積もっている。

個人的にはこういう日に歩くのって、けっこう好きです。身が引き締まるし、凍っているために水で靴や服が汚れにくいし、意外に滑ることも少ないので。狭い道での車には注意。


さて、先日紹介したカプセル型フードによる着雪対策が施された信号機の効果は?
今日は、降る雪の量は多くなかったものの、断続的に吹雪いて、気温が低くてほとんど融けない状況だった。
まず、昨年度設置された、LED式で通常のフード(短いタイプ)の信号機。
レンズ全面にうっすらと着雪
暗くなりかけていたので雪を通して光が透けて色の識別は可能だが、昼間なら見えにくくなっていたかもしれない。
上の写真は、西向きの信号機。雪は北西から吹き付けるためこんな状況になるわけで、裏面の信号機には付着していなかった。

では、カプセル型は。
茨島交差点の隣である古川添交差点も、半月ほど前にカプセルに更新されていた。
国道13号線側の西向きなのですが…

 右手前側(補助灯器)と左奥側(車両から見て正面になる「主灯器」)、どちらの信号機も同じ付き方
道幅が広く、北と西方向に開けているため、雪がまとまって吹き付けやすい立地の厳しい条件ではあるが、やはりカプセル型でも着雪はしてしまうのか。

同じ環境の茨島交差点も同じ状況。カプセル型が設置された他の交差点(もっと小さい道)では、西向きでも着雪は見られなかった。
※今日の吹雪は、秋田市としては特別強烈というわけではない。

着雪対策といっても、無着雪にするのはさすがに不可能なのだろう。
でも、従来型のように一面に一様に着雪するのではなく、カプセルのとんがった部分にちょこんと着雪するため、点灯色の識別は従来よりもしやすい。矢印灯については、矢の向きが隠れてしまう可能性があって少し不安。
カプセルの形状からして、吹雪が収まって少し時間が経てば、自然に落ちそう。
カプセル型も万能ではなく、開けた北西向きに設置されたものなどは、吹雪いた直後は注意が必要ということでしょう。(撮影中、パトカーが2台通ったけど、認識しているかな?)

※2015年頃にこの対策と思われるマイナーチェンジが行われた(リンク先後半)
コメント (4)
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