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前方の風景が楽しめる「ノースレインボーエクスプレス」を使用した「流氷特急オホーツクの風」の前から3番目の席に座っていた時。「エゾシカなどの動物が出没する区間を走行しますので、急ブレーキにご注意ください」と放送が入る。

北見を過ぎて、本州の杉林でなく、北海道らしい明るい林に囲まれた山の中をひたすら走る区間。カメラをしまって、ちょっとぼーっとしていると、「ポーッ」という長い警笛と共に急減速(最大ブレーキではないと思う)。前に座っている人がざわつく。
前を見ると、若干カーブした線路の上の10メートルほど先に2~3頭のシカがいて、こちらを振り返っている。線路脇に飛び出せば簡単に逃げ切れるのに、列車の進行方向に逃げ出した。深い雪に足を取られて転びそうなヤツもいる。
野生動物は「列車は線路の方向にしか走らない」なんてことは理解できず、追いかけられていると思って本能的に逃げてしまうのだろう。
列車の減速と、おそらく線路のカーブも幸いして、全員線路脇に逃げ切ることができ、ホッとした。シカが走っていった先の林の中には数十頭ほどの群れが見えた。群れ本体に突っ込んだら大変だっただろう。
やっとカメラの準備ができて撮影。

シカの侵入防止のネットが写っているが、役に立たなかったことになる。
前にキタキツネは見たことがあったが、初めてエゾシカを見ることができた。とはいえびっくり。
次に見るのは・・・ヒグマ?
ちなみに札幌市の円山動物園のエゾシカはこちら。
前方の風景が楽しめる「ノースレインボーエクスプレス」を使用した「流氷特急オホーツクの風」の前から3番目の席に座っていた時。「エゾシカなどの動物が出没する区間を走行しますので、急ブレーキにご注意ください」と放送が入る。

北見を過ぎて、本州の杉林でなく、北海道らしい明るい林に囲まれた山の中をひたすら走る区間。カメラをしまって、ちょっとぼーっとしていると、「ポーッ」という長い警笛と共に急減速(最大ブレーキではないと思う)。前に座っている人がざわつく。
前を見ると、若干カーブした線路の上の10メートルほど先に2~3頭のシカがいて、こちらを振り返っている。線路脇に飛び出せば簡単に逃げ切れるのに、列車の進行方向に逃げ出した。深い雪に足を取られて転びそうなヤツもいる。
野生動物は「列車は線路の方向にしか走らない」なんてことは理解できず、追いかけられていると思って本能的に逃げてしまうのだろう。
列車の減速と、おそらく線路のカーブも幸いして、全員線路脇に逃げ切ることができ、ホッとした。シカが走っていった先の林の中には数十頭ほどの群れが見えた。群れ本体に突っ込んだら大変だっただろう。
やっとカメラの準備ができて撮影。

シカの侵入防止のネットが写っているが、役に立たなかったことになる。
前にキタキツネは見たことがあったが、初めてエゾシカを見ることができた。とはいえびっくり。
次に見るのは・・・ヒグマ?
ちなみに札幌市の円山動物園のエゾシカはこちら。
