田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

年の瀬

2018年12月26日 | 日記
 昔の漫画の年の瀬は、借金取りに追いかけられるのが定番でした。毎年、年の瀬は、集金やら支払いで忙しかったものです。一人で仕事をするようになり、手を広げようとすれば、人手が必要。人を雇えば給金を支払わねばなりません。世の中、それほど自分の思い通りに行くわけもなく、借金をせず、苦しいのは自分だけで済まそうとしてきました。
 
 そのせいで、金儲けには縁遠く、かといって焦げ付きもありませんでしたが、そろそろ廃業しようとした今年、かって勤務していた会社がピンチの様子です。支払いを受ける金額はありますが、常に『これは焦げ付くな』と予想はしていました。
 
 先ほど社長から電話がありました。「田神君、バンザイしなきゃならんかも・・・」やはりS君はオイラに電話し辛かったのだろうな。彼の言い値で受注してきたから、余計にオイラには言えなかったのかもしれません。これでS先生、M先生、T先生、皆さんにオイラのお礼奉公は完了です。
 
 T社長、社長職から離れたらゆっくりお会いしましょう。とても長く師事してきました。得たものは大きかったです。それを若い人に伝えるのが私の責務と思いました。M君には充分伝えましたが、御社の為にはなりませんでした。本来ならS君に伝えるべきでしたが、残念でした。お互い思い残すことはなさそうですね。

自動レジ

2018年12月25日 | 日記
 年末のお墓参りに行きました。庭の満開の菊をたっぷり用意しました。白い菊だけではさみしく、道すがらのスーパーでピンクのユリを買いました。
 
 年末とあって墓地公園の駐車場は数台の車が止まっていました。前隣の参拝者と初めて会いました。そのお墓はずいぶん古くからあったものらしい。市営墓地は、区画の大きさで古さが判ります。昔は大きな区画で、奥行きの1.8Mは変わりませんが、間口が2.7M、3.6Mもあります。今は、それら放棄されたお墓を、3分割4分割で貸し出されます。
 
 その参拝者が「嫁ぎ先の親戚の者だが、実父実母が入っていながら、誰も参らない」と見知らぬ私達に愚痴を言い出しました。お墓のお守りはどこでも難題です。
 
 さてお昼、裾野のスーパーでおにぎりを一個づつ、隣接モールで昼ごはん代わりのラーメンを食べる計画でした。おにぎり二個の会計を自動レジで支払いました。初体験です。原理は買い物かごの重さ、バーコード読み取り重さ、トートバッグの重さをそれぞれ計測しながら、お金の計算するみたいです。思ったよりスムースに会計できました。

年末の掃除

2018年12月24日 | 日記
 手分けして少しづつ済ませた年末の掃除もそろそろ終わり。今日は居間の掃除と、大晦日に来る子供達のための準備を少しだけ。残すは浴槽の下と仕事場だ。仕事場は最後の最後になりそう。メール年賀は30日に書き上げようと思う。
 
 今年もK嬢からクリスマスプレゼントが届いた。京都名物のお菓子が小分けにしてあった。護王神社の御守もあった。彼女の心はいまだに落ち着けぬみたいだ。ダウン症で生まれた息子さんの生きる道を、彼女なりに、一所懸命考えていることがわかるだけに、必要以上に昔を懐かしがるのだろう。
 
 「手紙を長く書くと愚痴になる」とあった。お嬢様で育つも、恋愛には恵まれず、家の格とやら、縁故入社であるが故に重役の目が厳しく、年頃の娘さんにしては幼く、成長できなかったように思う私だった。
 
 ここしばらくは年賀状のお付き合いだが、1月半ばに届く息子さんの絵が書かれた賀状の空白に、細かな字でびっしりと書き込まれた文を読むのだ。文末には決まって「書いたことで気が晴れました。先輩ごめんなさい」で締めくくられている。
 
 精一杯、明るく振る舞った文を書いている私。遠く離れた所で何ができるか判らぬし、かと言って近くだったとしても共に悩むだけだろう。息子さんに駄菓子の詰め合わせと手袋でもお年玉プレゼントにしようと思う。

知らなかった妊婦加算

2018年12月23日 | 日記
 孫の出産時は、嫁様から産院やら産休などの話を聞けました。私達夫婦のことで言えば、妻は専業主婦でした。お産費用について言えば、平日のお昼の出産が一番安価だと医師から聞きました。医師の「最初の親孝行な子だよ」と伝えられたものです。
 
 お産費用を退院時に支払いましたが、後日社会保険から還付されました。勤めていた会社が手続きしてくれたような記憶があります。
 
 さて今年、一人の妊婦さんが「コンタクトレンズで妊婦加算?」のSNS発言で炎上しました。この炎上があったからこそ国民が知ることになった気がします。そもそも妊婦加算がされるようになった法律はどんなもので、どこの誰が主になってきめられたのでしょうか。調べてみます。

 2018年度診療報酬改定で妊婦加算が新設された。厚生労働省が診療報酬改定をとりまとめているらしい。
 II-1 重点的な対応が求められる医療分野の充実
【II-1-5 小児医療、周産期医療、救急医療の充実】
  (5) 妊婦の外来診療について、妊娠の継続や胎児に配慮した適切
    な診療を評価する観点から、初診料等における妊婦加算(仮
    称)を新設する。

 平成30年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理
 (現時点の骨子)
 【留意事項】
   この資料は、平成30年度診療報酬改定に向けて、これまでの
   議論の整理を行ったものであり、今後の中央社会保険医療協議
   会における議論により、必要な変更が加えられることとなる。
   なお、項目立てについては、平成29年12月11日に社会保
   障審議会医療保険部会・医療部会においてとりまとめられた
   「平成30年度診療報酬改定の基本方針」に即して行ってい
   る。

 あまりの不評に、年明けからの凍結を「やむを得ない」として、2020年度の次期診療報酬改定で廃止される見通しだそうだが、決まる前の議論や、野党の質問、マスコミの問題提起などできないのだろうか?。辺野古やモリカケも良いが、これだけの少子化、いっそ妊婦の医療費はゼロなんてできないものだろうか?。日頃厳しい野党とマスコミに期待する私です。

セレブとは何?

2018年12月22日 | 日記
 驚くような意見を公然と話すセレブとは何者?。
「南青山は自分でしっかりお金を稼いで住むべき土地。土地の価値を下げないで」 「青山のあそこの土地がいかに一等地か全然理解されていないんじゃないか。街をつくっていく、世界の青山をつくっていく状況の中で、みなさんの合意形成もないし」 「私の場合は、3人子どもが欲しいと思ったので、私立に3人入れるよりは意識の高い公立小学校に入れると決め、億を超える南青山の土地を買い、家を建てた。例えばこの地域でスーパーは紀伊国屋、ナチュラルマーケット。物価はとても高いです。みなさん、子どもの習い事たくさんしてレベルも高いんです。もし(施設の)子どもたちがお金ギリギリで(意識の高い)小学校にいらっしゃるとなった時は、とてもついてこられないし、とても辛い思いをされる。むしろ可哀想ではないか」これらの意見は耳を疑うばかりです。

 昔々、私が県営アパートに住んでいた頃の話です。顧客は豪農の三男坊、土地持ちの一人娘と結婚、入婿でした。奥様は超難産でもうけた一人娘を溺愛、口達者でお嬢様風のセレブな、少しイヤ味な奥様でした。
 
 私の住む市には名門私立校は無く、その代りに国立大学附属小学校、中学校がありました。高校は東大に数十人の合格者を誇る県立高校がトップ。しかしながら、この高校、東大以下の進学率は他の県立高校とそれほど変わりませんでした。上位一クラスのための高校、と言われても仕方がありませんでした。
 
 さて、その附属小学校へは、県営アパートに住む者も入学願書を出す者もいました。それを聞いたお嬢様風のセレブ奥様、あろうことか、県営アパートに住む私に向かって「なぜ、県営アパートに住むような人が、附属に願書を出すのかしら。ついていけなのが分かってるのに」と聞いて驚き、呆れ果てて言葉を返せませんでした。
 
 それから何年後、娘が高校進学しました。娘が「無理して付属へ行っても、念願の学校へ行けなかった人もいる。その人達だけには負けたくないとみんな頑張るのが分からないのかなぁ」とつぶやいていました。
 
 さあ、みんな頑張ろう!!。