近頃、いろいろ取り沙汰されているけど、ふるさと納税の考え方が間違っていると思う。ワイドショーなどで、経済評論家なる人が「○○市の返礼品は△△です」などと、もらわねば損のような発言をする時期があった。本来、税を受け取る市町村は多いに迷惑を被っていると思う。
私の故郷は山間の小さな集落、集落の中心は、昔の国鉄の駅であった。移動、運搬の手段が自動車に移ると、集落は急激に衰えた。過疎化は避けられず、故郷は誰の目からも見ても限界集落である。
数年前まで、この山村を私は故郷と言っていたのは、父兄の墓だけが残っていたからである。実際私は小学6年までと、大学の4年間だけ住んだだけである。父兄の墓の守りは住民がしてくれていた。守りができぬ者は、年間千円ぽっちを払えばよかった。まことに申し訳ない気持ちだった。
わずかながらの所得税を、ふるさとに納税したかったのだけれど、テレビで言われるような返戻品のことを考えると、おいそれとはできなかった。さらに現在住んでいる市においても、母は大きな恩恵を受けていた。節税は大切だが、少しでも税を払いたい気持ちが強くあった。
返戻品が地場産業を活気付けることは分かるが、地元さえ良ければと言う考え方はいただけない。
私の故郷は山間の小さな集落、集落の中心は、昔の国鉄の駅であった。移動、運搬の手段が自動車に移ると、集落は急激に衰えた。過疎化は避けられず、故郷は誰の目からも見ても限界集落である。
数年前まで、この山村を私は故郷と言っていたのは、父兄の墓だけが残っていたからである。実際私は小学6年までと、大学の4年間だけ住んだだけである。父兄の墓の守りは住民がしてくれていた。守りができぬ者は、年間千円ぽっちを払えばよかった。まことに申し訳ない気持ちだった。
わずかながらの所得税を、ふるさとに納税したかったのだけれど、テレビで言われるような返戻品のことを考えると、おいそれとはできなかった。さらに現在住んでいる市においても、母は大きな恩恵を受けていた。節税は大切だが、少しでも税を払いたい気持ちが強くあった。
返戻品が地場産業を活気付けることは分かるが、地元さえ良ければと言う考え方はいただけない。
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