宣伝じゃないの？

　テレビ番組の低俗化が言われています。私もそう思います。若者はテレビから離れつつあるそうですが、たしかに時間を使って見るような番組は、近頃ありませんねぇ。おのずから、テレビの見方も変わりました。
　
　私はもっぱら録画して見ます。食事中にテレビを見ない習慣の我が家は、テレビを観るのは、一人で食事をする時、髪を乾かすとき、昼寝のいざない時に録画を見ます。
　
　近頃、見ごたえのある番組はＮＨＫ総合、ＮＨＫ教育に多く、後々のためにＤＶＤに記録する時もあります。
　
　さて、民放では番宣と称して、俳優やタレントさんが自分の映画や舞台を、あからさまに宣伝するのが常套手段になりました。昔はさり気なく、気づかれないように、こっそり宣伝していましたが、どうも近頃は『ヤバイぞ！テコ入れだ！宣伝しよう！』の掛け声があるようですね。やたら宣伝が多い映画の出来は良くないですねぇ。もちろんハリウッド映画も低迷してます。
　
　昨日、お宝鑑定のような番組をチラ見しました。バブル時に集めたお人形の鑑定額が大幅ダウンでした。他人の不幸は蜜の味の例えどおり、視聴者は笑っていたと思いますが、あれは個人の商品宣伝じゃないかな？。さり気なく売値を暗示し、欲しい人を探す番組だと思えば納得できます。きっとテレビ局に「あの人の人形を買いたい！。連絡先知らせて」の問い合わせがあることでしょう。オイラの斜め見だから、事実化どうかはわかりませんが、こんなことやってたら、本当にテレビはだめになります。