田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

『隣人に怯えてやむなく引っ越しをした話 』を読んで

2015年06月09日 | 日記
隣人に怯えてやむなく引っ越しをした話 』を読み、私が遭遇した話です。

 今月始め、妻との買い物でスーパーのレジに並びました。私と妻の前に中年の女性が一人。6本のビールを3ケースと食品の支払い、缶ビールの製造年月日が違うのを見たらしく、レジの女性に交換を求めました。レジの女性が「後ろの方がお待ちですので、しばらくお待ち下さい。その後交換します」と言ったのですが、突然に怒りだして『もういい!』と大声で言い放ちました。
 
 女性は足早にサービスカウンターへ行き、激しい剣幕でカウンターの女性に怒鳴り始めました。レジの女性が私と妻に「申し訳ありません」と言い残し、サービスカウンターへ走りました。私と妻はしばらく呆然。世の中には理由もなく難癖をつけたり、強い自己中心主義者もいます。そしてタイトルの記事を読みました。これは実際に起こりうる団地の怖さです。
 
-----------まず、アレな人は変に刺激するのはゼッタイNGである。いくら治安の良い日本といえど、人は刃物でえぐられたら、死ぬ。イキナリのエッジの効いたホーチョー・アクションはもう防ぎようがないので、兆候を捉えたらそれを加速させないよう努め、また関係を悪化させないようにする。今回も、とにかく相手の話を否定しない、謝る、改善の努力を見せるといったスタイルを徹底した。ダメですよ間違っても「聞こえないものまで聞こえてるだけじゃねえかキチガイ!」なんて言っちゃ。-----------ホントですね。怖いです。

 私には怖い経験はありません。逆にホッコリな思い出です。昔々独身のころ、六畳一間、小さな流し兼洗面、共同トイレ、オイラの部屋前にタイル張りの洗濯場がある木造アパートに住みました。男性は私一人、他は全員女性。夜の勤めが多いアパートで、2年間でお隣さんだけしか顔を見ませんでした。そのお隣さんはOL、大家さんいわく、タクシー運転手さんと同棲「田神さん、夜激しかったら部屋を替えてあげるから」と言われてましたが、全然そんなことなく、運転手さんと顔を合わせることはありませんでした。
 
 ある台風の夜、すざましい暴風雨で木造アパートは今にも雨漏り、一部損壊の被害を受けるのではないかと、普段着のまま、扉に近いところで壁に持たれて眠ろうとしていました。夜中、風の音に混じって大量に水が流れる音が廊下からしました。てっきり雨水と思い飛び出ると、隣のお姉さんが洗濯していました。「え~っ?」って見つめるオイラの顔を見て、「怖くって怖くって、いるのは田神さんだけですから、ここで洗濯してました。ごめんなさい」って。
 
 二人は廊下で嵐が過ぎ去るのを待ちました。何を話したかは忘れましたが、その日以来、タクシー運転手さんが挨拶してくれるようになりました。時々ドアの前に新聞や週刊誌が置いてありました。いい思い出ッす。こんな人ばかりだったら良いのにねぇ。おしまい。

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