田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

トロッコ問題

2019年09月29日 | 日常生活
 @niftyニュースから『トロッコが進む線路の先が左右に分岐し、一方の線路には5人、もう一方には1人が縛られて横たわり、分岐点にレバーを握る人物の姿が描かれたイラスト入り』のプリント。
「このまま進めば5人が線路上に横たわっている。あなたがレバーを引けば1人が横たわっているだけの道になる。トロッコにブレーキはついていない。あなたはレバーを引きますか、そのままにしますか」を、中学生と小学生5、6年生に、スクールカウンセラーが問いかけたそうで、両校の校長が授業内容を確認していなかったとして、児童・生徒の保護者に文書で謝罪したとのニュースを読みました。

 心理テストの一環だと思いますが、私は実に不安になります。このような事態に遭遇したら何もできず、何も考えず死んだふりをしてしまうと思います。
 
 近頃のテレビ番組で、究極の二択問題のお遊びの類似問題に思えて仕方がありません。心理テストに解答を求めてはいけないと思いますが、果たして校長先生が確認をしたとしても、プリントをつかって授業をするか、プリントを破棄するかか、究極の二択になってしまうでしょう。一体誰の授業だったのでしょう。
 
 私なら、ちょこっと問題を変えて「あなたは一度も失敗しなかった外科の医者です。右の道へ行けば、一人の患者があなたを待っています。左の道へ行けば百人の患者がいます。どちらか一つの道しか行けません。あなたはどちらへ行きますか」の方が不安にならずに良いのでは?。しかし爺の私は答えられません。