田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

組織犯罪処罰法って

2017年06月15日 | 日記
 昔の国会は徹夜が多かったですが、昨晩は久しぶりにやってましたね。今朝、共謀罪改め「テロ等準備罪」が成立しました。私達のように、この世で長く過ごした者にとっては、数々の疑問、不満、腹立ちがあります。
 
 野党の議員さん達の時間切れを狙う戦法、残念ながら質問する権利を失ったと同じです。森友も加計も『有力者が思い通りにしやがって!!けしからん』程度の発想でした。野党の皆さんも、この日本を思い通りの良い国にしたいから政治家になったのでしょ。その思いどおりが、法に触れるか触れないかが、最低限のモラルです。
 
 私立学校で教育勅語を教えたからと言って、法には触れないと思う私です。大学設立や、学部の新設は文科省の許可が絶対に必要です。『認可してほしかったら、副学長のポストを用意しろ!!』って、天下りの席を暗に求められるのが現実だそうですよ。用意すれば、ン億円の補助金が・・・・。それで成り立つ私学なのです。天下りの席が無いような大学は、どう転んでも認可されません。
 
 ならば補助金いらねぇと腹をくくっても、とうてい認可されないのが岩盤規制だそうです。地元がどれだけ陳情を繰り返しても、永久に大学はできません。
 
 この規制がかからない地域が特区です。法を少し変えて、認められないものを認めようとすることです。特区の乱発で、政治家のポケットが潤わなければ良しとしましょう。国家資格の門を狭め、有資格者が利益を独占するようなことや、公務員が天下りを求めるようなことを許してはいけません。
 
 ところで、昨晩の国会前のデモのプラカード、やたら横文字が多く、意味が解らなかった。少しばかり落ち込みました。でもねぇ「あんたら、どこの誰に見てもらいたいの?」デモは国民に知って欲しいからじゃないの?。
 
 昔々、お隣の町内に強盗事件が発生しました。新聞に「留守番の娘(十代後半)さんの手足を縛り家中物色」とありました。おいおい『娘さんの手足を縛りは余分だろ、強盗事件と関係あるの?』と新聞記事にプライバシー侵害のツッコミを入れました。当時は特に問題になりませんでした。さぞやしご家族は肩身が狭かったでしょうねぇ。
 
 さてこのことで、地域住民は警察に対して「犯人逮捕まで、パトロール強化だけでは足りない。警察官が常駐して欲しい。できないなら、四六時中監視して欲しい」と希望していました。
 
 今現在叫ばれている『監視社会につながる恐れ』と大きく違わないような気がしています。身近で爆発事件が起こったり、強盗事件の被害者になる恐怖と、監視される煩わしさと、どちらかを選べと言われたら、私は前者を選びます・・・・。こんな質問をしたら、どうだったかなと思う、今日このごろです。