田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

ボーンチャイナ騒動

2016年05月13日 | 日記
 ずいぶん前の妻との会話です。「近ごろお店に来るお客さんが中国製だと買わないのよ」と言いました。「でもねぇ、木製品の多くは中国製なの。国産は二三倍するけど、けっこう売れるのよ」実を言うと私も同じです。
 
 そんな妻が憤慨して「お皿の裏のBONECHINAを見て、中国製だって言うの。はっきりMEISSEN、マイセンってあるのにねぇ」今日ある人のブログを読んで思い出しました。さらに、漆塗りの器をJpapnって言うのですね。ふと思い出しました。
 
~ボーンチャイナとは~
ボーンチャイナ(BONECHINA)と食器などの裏に記されたものが多くありますが“ノリタケ”のようなメーカーの名前だと思った方も多いのではないでしょうか?。実はボーンチャイナとはメーカーの名前ではなく、ノリタケにも、さらにウェジウッドやスポード等多くのメーカーにボーンチャイナの磁器が存在します。ボーンチャイナのボーン(BONE)とは“骨”を意味する英語で、ボーンチャイナ(BONECHINA)とは原料に牛のボーンアッシュ(BONE ASH=骨灰)を加えた磁器の種類を表します。原料には牛の骨灰の他、カオリン、硅石、長石、蛙目粘土などを使用し、透光性に優れ、多くは柔らかな艶が特徴です。
また、ボーンチャイナは骨灰を用い、リン酸分が多いので“骨灰磁器”また“リン酸磁器”とも言われることがあります。


 骨灰と見ると、昔々中学時代の理科室の薬品棚に『骨粉』のラベルが貼られたガラス瓶があったことを思い出します。中学の理科の実験で骨粉など使ったことがないし、あのドクロの骨格見本となぜか結びついて、薄気味悪く思っていました。あれは何に使ったのでしょうねぇ?。