コゲラも沢山います。キツツキの中で最も小さい鳥でスズメを少し大きくした程度。なかなかピントが合わなくていい写真にはなりませんが、ひと時虫をついばむ様子を観察しました。
このほか、アオゲラの姿も確認しました。激しくドラミングをしている音がこだましています。アカゲラもいるとのことですから、ここには3種のキツツキが生息していることになります。
このほか、アオゲラの姿も確認しました。激しくドラミングをしている音がこだましています。アカゲラもいるとのことですから、ここには3種のキツツキが生息していることになります。
上空を見上げればサシバが悠然と舞っています。話では3つがいくらいが営巣しているのではないかという話です。もっといい写真が取れればいいのですが、これではトビと区別が付きませんね。そのうちもっとしっかりした写真が撮れると思いますからそのときは再度登場してもらいます。
越後丘陵公園に住み着いている鳥が沢山いますが、カメラに収められたものだけ紹介しましょう。
キジの雄です。すぐ後ろに雌がいますからつがいでこの公園に住んでいるとのこと。子どもが生まれると昼でも人目の付くところを散歩するのだそうです。キジを間近でしみじみ見るのは初めてなので大変感動して観察しています。
キジの雄です。すぐ後ろに雌がいますからつがいでこの公園に住んでいるとのこと。子どもが生まれると昼でも人目の付くところを散歩するのだそうです。キジを間近でしみじみ見るのは初めてなので大変感動して観察しています。
いろいろな変わった花がありますが、テンナンショウも変わった花の一つに入れてもいいかもしれません。本当の花はこの苞葉(仏炎苞)の中にあって雄花、雌花があるのです。ところが、それも個体の大きさで雄花か雌花が決まっているという変わり者。つまり、個体の大きさで「性」が異なるという代物です。小さい個体は雄で大きい個体は雌に性転換するというのです。
これも越後の里山には定番の春植物。なぜ越後のイカリソウは「常葉」なのでしょうか?多雪地帯に多いとされていますが、雪の下で葉が低温から守られて死なずに春を迎えることができたため。そして、雪消えと同時に光合成をすることができるという利点もあってこの形質が温存され選択された・・・。というのはどうでしょうか。もっとも越冬した葉は速やかに新葉と入れ替わります。
寒いと思われがちな雪国には結構「常緑」植物が多いのです。
寒いと思われがちな雪国には結構「常緑」植物が多いのです。
なんでこんな密集した生育ができるのか?その秘密がこの不定芽です。葉の先が地に接触するとその接触した部分の細胞組織が根を出し芽を形成する能力があるのです。栄養繁殖の一つですね。そういえばショウジョウバカマの生育はどこも密集した状態だと気づかされます。個体は別々でもその集団はみんな遺伝情報は同じのクローン集団だということになりますね。
産卵しているところを目撃したという人もいますが、私は産卵した卵を見つけてカメラに収めました。カンアオイの若葉、まだ展葉しない立っている葉に産み付けるようです。この葉が成長すると左右に開き地に伏す形になりますから、卵は葉の裏側に保護されることになります。なかなかうまく出来ていますね。
先日に続きギフチョウの登場です。今丘陵公園の里山フィールドミュージアムではギフチョウが乱舞しています。例年より多いような話になっていて訪れる人を喜ばせています。交尾しているつがいの個体も沢山目撃できました。
長岡近辺では明るくやや乾いた山野に沢山見受けられるスミレです。ごく近縁でシハイスミレというのが図鑑に載っていて、どれがどうだかよく分からないスミレです。西日本のものをシハイスミレ、長岡近辺のものはマキノスミレという教育を受けました。葉がほぼ真っ直ぐ上に出ているのが差だという話もあります。
そんなことはどうでも良いので、この頃のスミレ三昧の重要な種であることには変わりまりません。愛すべきかわいいスミレです。
そんなことはどうでも良いので、この頃のスミレ三昧の重要な種であることには変わりまりません。愛すべきかわいいスミレです。