森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アメリカセンダングサ(キク科)

2006年12月09日 | 自然観察日記
 「ひっつき虫」とか「バカ」とかいっている極身近にある野草。もう越後では茎が朽ち先日の雪で倒れてしまい、種子が固まりになって「ひっつこう」としているものは無くなったかもしれない。
 厄介者扱いされることが多いセンダングサでも、カメラを向けてみればなかなか優れた造詣であることがわかる。彼らは彼らなりに知恵を出して生きているということであろう。アウトドアが出来ないこの時期、過去の写真を一枚一枚遡っていくと、そのときの情景が思い出されたりして、早く活躍できる季節が来ることが待ち遠しくなってきた。
 ところで、なぜ「バカ」などという名前がついたのだろうか。越後もこの辺りだけなのかもしれない。

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