花ではなく、つぼみである。師走になると大量にポインセチアが市場に出回り華やかになる。誰もが眼を奪われる色鮮やかなのは花弁でなく苞という葉である(花弁と大して変わりないかな)。とにかく、専門的にいうと見慣れた花とは構造が違うので戸惑ってしまうのがトウダイグサ科の植物。
それで、写真の中央部にとぼけたように唇状のものを付けている丸い一つが、一つの花序なのだが、あえてつぼみと言っておく。この中に雌花と雄花(ここでは表面に先が赤い糸条のものが雄花の成れの果てと思われる)が隠れていてやがて出てくる。唇状のものは腺体といわれるもので蜜などを出すから蕊(しべ:生殖にあずかる)ではない。
こんなややこしい花を進化させたトウダイグサ科の元になったものとか原因が何だったのかを考え思い巡らすと楽しいものである。
それで、写真の中央部にとぼけたように唇状のものを付けている丸い一つが、一つの花序なのだが、あえてつぼみと言っておく。この中に雌花と雄花(ここでは表面に先が赤い糸条のものが雄花の成れの果てと思われる)が隠れていてやがて出てくる。唇状のものは腺体といわれるもので蜜などを出すから蕊(しべ:生殖にあずかる)ではない。
こんなややこしい花を進化させたトウダイグサ科の元になったものとか原因が何だったのかを考え思い巡らすと楽しいものである。