山の鼻に下る途中にコウモリソウ属の種が見られました。このグループも頭を悩ませることが多い種で一応カメラに収めてじっくり調べるつもりでしたが、撮影しておいた画像だけではなかなか難しく、もっといろいろな角度で写真に撮っておくべきだと反省しています。たまたま、問題の2種が一緒に生育していた場所がありましたから載せてみました。
もう一種、オオバコウモリと考えましたが葉の形がイヌドウナにも似ていて迷いました。オオバコウモリは尾瀬地域にも見られるすらりとしたコウモリソウ属の種でカニコウモリよりは大型になります。調べていくとニッコウコウモリやハヤチネコウモリなどという種も出てきて、このグループも地域によってかなり変異し独特な形質になっていることが分かりました。