先月中ごろ、群馬の春を見つけに出かけました。家の周りにまだ雪が深く残ってい時期ですから、雪のないところに行くだけでも心がウキウキ。赤城の山麓は野草の花の海で越後との違いに唖然とします。道路沿いにはホトケノザが延々と咲いていて綺麗でした。
オオイヌノフグリもどこにでもある野草ですが、白い世界から来た者にとってはこの一瞬は何と心癒されたことでしょう。群落の大きさもなかなかでした。すぐわきにはホトケノザもあってブルーとピンクの咲き分けで、まるで人が意図的にしたかのようです。もちろんそういうことはなく、自然に出来上がった群落です。自然に出来上がる大群落、人工ではない美しさがありました。野草のこの群落は長くは存続するものではないでしょうが、一瞬の輝きに遭遇できたことでも幸せなことです。