森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

オニグルミの葉痕

2011年03月12日 | 自然観察日記
いつみてもこの顔は面白い。冬の楽しみの一つです。時たま野外に出て雪の上を歩くとき、オニグルミの樹があるとこの顔を見たさに枝を手繰り寄せます。ヒツジに見えるかサルに見えるか・・。その時々の痕で微妙に顔が違うのも面白いですね。
雪が少なくなってくると、埋もれていた枝などが出てきて、それも裂けたり折れたりと少々痛々しい感じがします。これも雪国の試練の一つ。これを乗り越えないとこの地では生きてはいけない木々の宿命があります。