聖書日課 デボーションノート
聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。




ヨシュア記 22:1 ヨシュアは、ルベン人、ガド人、マナセの半部族を呼び寄せて、
22:2 言った。「あなたたちは、主の僕モーセが命じたことをことごとく守っただけではなく、わたしが命じたすべてのことにも聞き従った。
22:3 あなたたちは、今日に至るまで長い間、同胞を見捨てず、あなたたちの神、主の命じられた言いつけを守ってきた。
22:4 しかし今や、あなたたちの神、主は約束されたとおり、同胞に安住の地をお与えになったのだから、あなたたちは主の僕モーセから受けたヨルダン川の東側にある自分の所有地の天幕に帰るがよい。
22:5 ただ主の僕モーセが命じた戒めと教えを忠実に守り、あなたたちの神、主を愛し、その道に歩み、その戒めを守って主を固く信頼し、心を尽くし、魂を尽くして、主に仕えなさい。」
22:6 ヨシュアが彼らを祝福して送り出すと、彼らは自分の天幕に帰って行った。
22:7 マナセの半部族には既にモーセがバシャンの地にその所有地を定めていたが、マナセの残る半部族には、ヨシュアが他の同胞諸部族と共にヨルダン川の西側に所有地を与えた。彼らをその天幕に送り出したとき、ヨシュアは祝福して、
22:8 彼らに言った。「多くの財宝、多数の家畜、金、銀、銅、鉄および数多くの衣服を天幕に持ち帰りなさい。敵から分捕った物は、兄弟たちと分け合いなさい。」
22:9 ルベンとガドの人々、およびマナセの半部族は、カナンの土地のシロでイスラエルの他の部族と別れ、モーセを通して受けた主の命令によって既に取得していた自分たちの所有地、ギレアド地方に帰って行った。

詩篇 34:16 主は、従う人に目を注ぎ 助けを求める叫びに耳を傾けてくださる。
34:17 主は悪を行う者に御顔を向け その名の記念を地上から絶たれる。
34:18 主は助けを求める人の叫びを聞き 苦難から常に彼らを助け出される。
34:19 主は打ち砕かれた心に近くいまし 悔いる霊を救ってくださる。
34:20 主に従う人には災いが重なるが 主はそのすべてから救い出し
34:21 骨の一本も損なわれることのないように 彼を守ってくださる。
34:22 主に逆らう者は災いに遭えば命を失い 主に従う人を憎む者は罪に定められる。
34:23 主はその僕の魂を贖ってくださる。主を避けどころとする人は 罪に定められることがない。

1テサロニケ 5:1 兄弟たち、その時と時期についてあなたがたには書き記す必要はありません。
5:2 盗人が夜やって来るように、主の日は来るということを、あなたがた自身よく知っているからです。
5:3 人々が「無事だ。安全だ」と言っているそのやさきに、突然、破滅が襲うのです。ちょうど妊婦に産みの苦しみがやって来るのと同じで、決してそれから逃れられません。
5:4 しかし、兄弟たち、あなたがたは暗闇の中にいるのではありません。ですから、主の日が、盗人のように突然あなたがたを襲うことはないのです。
5:5 あなたがたはすべて光の子、昼の子だからです。わたしたちは、夜にも暗闇にも属していません。
5:6 従って、ほかの人々のように眠っていないで、目を覚まし、身を慎んでいましょう。
5:7 眠る者は夜眠り、酒に酔う者は夜酔います。
5:8 しかし、わたしたちは昼に属していますから、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの希望を兜としてかぶり、身を慎んでいましょう。
5:9 神は、わたしたちを怒りに定められたのではなく、わたしたちの主イエス・キリストによる救いにあずからせるように定められたのです。
5:10 主は、わたしたちのために死なれましたが、それは、わたしたちが、目覚めていても眠っていても、主と共に生きるようになるためです。
5:11 ですから、あなたがたは、現にそうしているように、励まし合い、お互いの向上に心がけなさい。


人は基本、今という時しか生きることはできない。
過ぎ去った今は、やがて過去の記憶となっていくが、やがて来たる今は、未来として考えられている。
しかし、未来というのは「未だ来ていない」不確かなものに過ぎず、それなのに、人はあたかも未来は必ずやってくると信じている。
ルベン人、ガド人、マナセの半部族の人たちは、主が約束された土地に入る前に、言わば妥協した形でヨルダン川の東岸地域に住むことを選んでいた。
一日でも早く落ち着いた暮らしを手に入れたかったのかもしれない。
しかし、それと引き換えに、彼らは家族をその地に残し、未だ安住の地を得ていない多くの同胞たちのために共に戦っていくことを約束させられていたのである。
例えて言うなら、マイホームを多額のローンで購入し、ローンの返済のために、単身赴任も厭わず生活しているようなサラリーマンといったところであろうか。
先のことなど誰にも分からないのに、遠い将来のために必死に生きていく、そんな姿を思わされる。
もちろん、そういったスタイルが悪いわけではないし、ルベン人、ガド人、マナセの半部族の人たちのように、しっかり働いて約束を果たせばいいだけのことである。
しかし、最後まで約束を果たすことのできる人ばかりではないのも事実である。
多額の負債を抱えて破産してしまう人もなかにはいるかもしれない。
人が考えた将来の計画というのは、なかなか思うようにいかないものである。
だからこそ、今をしっかりと丁寧に生きることが大切なのだ。
未だ誰も見たことのない遠い未来のことは、人間には分からない。
ただ、主なる神様は、イエス様の命の代価を支払って、私たちに天の御国を約束して下さっている。
どれだけ多くの負債をイエス様に立て替えて支払っていただいていることであろう。
ただただ感謝して、しっかりと丁寧に今を生きて行こうではないか。


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