1ヨハネ 4:13 神はわたしたちに、御自分の霊を分け与えてくださいました。このことから、わたしたちが神の内にとどまり、神もわたしたちの内にとどまってくださることが分かります。
4:14 わたしたちはまた、御父が御子を世の救い主として遣わされたことを見、またそのことを証ししています。
4:15 イエスが神の子であることを公に言い表す人はだれでも、神がその人の内にとどまってくださり、その人も神の内にとどまります。
4:16 わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛にとどまる人は、神の内にとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。
4:17 こうして、愛がわたしたちの内に全うされているので、裁きの日に確信を持つことができます。この世でわたしたちも、イエスのようであるからです。
4:18 愛には恐れがない。完全な愛は恐れを締め出します。なぜなら、恐れは罰を伴い、恐れる者には愛が全うされていないからです。
4:19 わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。
4:20 「神を愛している」と言いながら兄弟を憎む者がいれば、それは偽り者です。目に見える兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することができません。
4:21 神を愛する人は、兄弟をも愛すべきです。これが、神から受けた掟です。
愛には恐れがない。
イエス様を本当の意味で頼る人は、イエス様の絶対的な愛を受けている事を知っているから、他者に対しても強がったり、己を大きく見せるような行動を取る必要もないから、恐れがないのであろう。
そして、そのような恐れのない態度のゆえに、兄弟をも愛することができるのだろう。
一方、もしそうではない場合、他者に対して強がったり、自分を大きく見せようとするため、愛のない行動になりがちで、結果的に周囲の者を傷つけていく。
もし、自分の周りに傷ついている人がいるなら、自分のうちにある恐れによって、それらのことがもたらされていないか吟味してみる必要がある。
自分を高めようとする行動や、自分を大きく見せようとする行動は、だれの目にもわかりやすく、気が付いていないのは、案外自分だけと覚えたほうが良いかもしれない。
周りの人を愛するために必要なこと、それは、己の中にある高ぶりの罪を認め、そんな自分でも神に愛されていることにしっかりと受け止め、主に身を委ね、平安のうちに歩むことである。
わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。
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