アモス5:9 主が突如として砦に破滅をもたらされるとその堅固な守りは破滅する。
5:10 彼らは町の門で訴えを公平に扱う者を憎み真実を語る者を嫌う。
5:11 お前たちは弱い者を踏みつけ彼らから穀物の貢納を取り立てるゆえ切り石の家を建ててもそこに住むことはできない。見事なぶどう畑を作ってもその酒を飲むことはできない。
5:12 お前たちの咎がどれほど多いかその罪がどれほど重いか、わたしは知っている。お前たちは正しい者に敵対し、賄賂を取り町の門で貧しい者の訴えを退けている。
格差社会という言葉があるが、富める者と貧しい者の格差は、いつの時代にも見られるものである。
そして、豊かな者は、より豊かになるためにその富を用いる。
豊かな町を取り囲む砦も、その入り口において賄賂を取り立てたり、権益を守るための仕組みが確立されていたのであろう。
このような態度は、あつかましいというか、貧しさそのものである。
私たちがこの世界で生きていくために、富はとても有益な道具である。
しかし、その使い方を見誤ってはならない。
本来それらの富は、貧しい者が豊かになるために用いられるべきものであろう。
それは、給付金のように、富をただ再分配すれば済むような話ではないと思う。
2コリント8:4 聖なる者たちを助けるための慈善の業と奉仕に参加させてほしいと、しきりにわたしたちに願い出たのでした。
8:5 また、わたしたちの期待以上に、彼らはまず主に、次いで、神の御心にそってわたしたちにも自分自身を献げたので、
8:6 わたしたちはテトスに、この慈善の業をあなたがたの間で始めたからには、やり遂げるようにと勧めました。
8:7 あなたがたは信仰、言葉、知識、あらゆる熱心、わたしたちから受ける愛など、すべての点で豊かなのですから、この慈善の業においても豊かな者となりなさい。
8:8 わたしは命令としてこう言っているのではありません。他の人々の熱心に照らしてあなたがたの愛の純粋さを確かめようとして言うのです。
8:9 あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は豊かであったのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、主の貧しさによって、あなたがたが豊かになるためだったのです。
本当の豊かさとは、貧しい者が豊かになるために、惜しみなくその富を用いるところにあるのだろう。主イエス様がなされたように、本当の豊かさを示すための富の用い方を心がけたいものである。
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