エゼキエル 33:7 人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家の見張りとした。あなたが、わたしの口から言葉を聞いたなら、わたしの警告を彼らに伝えねばならない。
33:8 わたしが悪人に向かって、『悪人よ、お前は必ず死なねばならない』と言うとき、あなたが悪人に警告し、彼がその道から離れるように語らないなら、悪人は自分の罪のゆえに死んでも、血の責任をわたしはお前の手に求める。
33:9 しかし、もしあなたが悪人に対してその道から立ち帰るよう警告したのに、彼がその道から立ち帰らなかったのなら、彼は自分の罪のゆえに死に、あなたは自分の命を救う。
33:10 人の子よ、イスラエルの家に言いなさい。お前たちはこう言っている。『我々の背きと過ちは我々の上にあり、我々はやせ衰える。どうして生きることができようか』と。
33:11 彼らに言いなさい。わたしは生きている、と主なる神は言われる。わたしは悪人が死ぬのを喜ばない。むしろ、悪人がその道から立ち帰って生きることを喜ぶ。立ち帰れ、立ち帰れ、お前たちの悪しき道から。イスラエルの家よ、どうしてお前たちは死んでよいだろうか。
33:12 人の子よ、あなたの同胞に言いなさい。正しい人の正しさも、彼が背くときには、自分を救うことができない。また、悪人の悪も、彼がその悪から立ち帰るときには、自分をつまずかせることはない。正しい人でも、過ちを犯すときには、その正しさによって生きることはできない。
33:13 正しい人に向かって、わたしが、『お前は必ず生きる』と言ったとしても、もし彼が自分自身の正しさに頼って不正を行うなら、彼のすべての正しさは思い起こされることがなく、彼の行う不正のゆえに彼は死ぬ。
33:14 また、悪人に向かって、わたしが、『お前は必ず死ぬ』と言ったとしても、もし彼がその過ちから立ち帰って正義と恵みの業を行うなら、
33:15 すなわち、その悪人が質物を返し、奪ったものを償い、命の掟に従って歩き、不正を行わないなら、彼は必ず生きる。死ぬことはない。
33:16 彼の犯したすべての過ちは思い起こされず、正義と恵みの業を行った者は必ず生きる。
33:17 それなのに、あなたの同胞は言っている。『主の道は正しくない』と。しかし正しくないのは彼らの道である。
33:18 正しい人でも、正しさから離れて不正を行うなら、その不正のゆえに彼は死ぬ。
33:19 また、悪人でも、悪から離れて正義と恵みの業を行うなら、それゆえに彼は生きる。
33:20 それなのに、お前たちは言っている。『主の道は正しくない』と。イスラエルの家よ、わたしは人をそれぞれの道に従って裁く。」
詩篇 7:1 シガヨン。ダビデの詩。ベニヤミン人クシュのことについてダビデが主に向かって歌ったもの。
7:2 わたしの神、主よ、あなたを避けどころとします。わたしを助け、追い迫る者から救ってください。
7:3 獅子のようにわたしの魂を餌食とする者から だれも奪い返し、助けてくれないのです。
7:4 わたしの神、主よ もしわたしがこのようなことをしたのなら わたしの手に不正があり
7:5 仲間に災いをこうむらせ 敵をいたずらに見逃したなら
7:6 敵がわたしの魂に追い迫り、追いつき わたしの命を地に踏みにじり わたしの誉れを塵に伏せさせても当然です。
7:7 主よ、敵に対して怒りをもって立ち上がり 憤りをもって身を起こし わたしに味方して奮い立ち 裁きを命じてください。
7:8 諸国をあなたの周りに集わせ 彼らを超えて高い御座に再び就いてください。
7:9 主よ、諸国の民を裁いてください。主よ、裁きを行って宣言してください お前は正しい、とがめるところはないと。
7:10 あなたに逆らう者を災いに遭わせて滅ぼし あなたに従う者を固く立たせてください。心とはらわたを調べる方 神は正しくいます。
7:11 心のまっすぐな人を救う方 神はわたしの盾。
7:12 正しく裁く神 日ごとに憤りを表す神。
7:13 立ち帰らない者に向かっては、剣を鋭くし 弓を引き絞って構え
7:14 殺戮の武器を備え 炎の矢を射かけられます。
7:15 御覧ください、彼らは悪をみごもり 災いをはらみ、偽りを生む者です。
7:16 落とし穴を掘り、深くしています 仕掛けたその穴に自分が落ちますように。
7:17 災いが頭上に帰り 不法な業が自分の頭にふりかかりますように。
7:18 正しくいます主にわたしは感謝をささげ いと高き神、主の御名をほめ歌います。
ヨハネ 5:19 そこで、イエスは彼らに言われた。「はっきり言っておく。子は、父のなさることを見なければ、自分からは何事もできない。父がなさることはなんでも、子もそのとおりにする。
5:20 父は子を愛して、御自分のなさることをすべて子に示されるからである。また、これらのことよりも大きな業を子にお示しになって、あなたたちが驚くことになる。
5:21 すなわち、父が死者を復活させて命をお与えになるように、子も、与えたいと思う者に命を与える。
5:22 また、父はだれをも裁かず、裁きは一切子に任せておられる。
5:23 すべての人が、父を敬うように、子をも敬うようになるためである。子を敬わない者は、子をお遣わしになった父をも敬わない。
5:24 はっきり言っておく。わたしの言葉を聞いて、わたしをお遣わしになった方を信じる者は、永遠の命を得、また、裁かれることなく、死から命へと移っている。
5:25 はっきり言っておく。死んだ者が神の子の声を聞く時が来る。今やその時である。その声を聞いた者は生きる。
5:26 父は、御自身の内に命を持っておられるように、子にも自分の内に命を持つようにしてくださったからである。
5:27 また、裁きを行う権能を子にお与えになった。子は人の子だからである。
5:28 驚いてはならない。時が来ると、墓の中にいる者は皆、人の子の声を聞き、
5:29 善を行った者は復活して命を受けるために、悪を行った者は復活して裁きを受けるために出て来るのだ。
5:30 わたしは自分では何もできない。ただ、父から聞くままに裁く。わたしの裁きは正しい。わたしは自分の意志ではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行おうとするからである。」
5:31 「もし、わたしが自分自身について証しをするなら、その証しは真実ではない。
5:32 わたしについて証しをなさる方は別におられる。そして、その方がわたしについてなさる証しは真実であることを、わたしは知っている。
5:33 あなたたちはヨハネのもとへ人を送ったが、彼は真理について証しをした。
5:34 わたしは、人間による証しは受けない。しかし、あなたたちが救われるために、これらのことを言っておく。
5:35 ヨハネは、燃えて輝くともし火であった。あなたたちは、しばらくの間その光のもとで喜び楽しもうとした。
5:36 しかし、わたしにはヨハネの証しにまさる証しがある。父がわたしに成し遂げるようにお与えになった業、つまり、わたしが行っている業そのものが、父がわたしをお遣わしになったことを証ししている。
5:37 また、わたしをお遣わしになった父が、わたしについて証しをしてくださる。あなたたちは、まだ父のお声を聞いたこともなければ、お姿を見たこともない。
5:38 また、あなたたちは、自分の内に父のお言葉をとどめていない。父がお遣わしになった者を、あなたたちは信じないからである。
5:39 あなたたちは聖書の中に永遠の命があると考えて、聖書を研究している。ところが、聖書はわたしについて証しをするものだ。
5:40 それなのに、あなたたちは、命を得るためにわたしのところへ来ようとしない。
主なる神様は、人を滅ぼすためではなく、救うために御子イエス様をこの世にお送りになった。
人の全ての罪を償うために、イエス様の命を代価として十字架にかけられたのである。
それは、どんな悪人であろうと、このイエス様の救いの御業に頼ろうとするならば、罪を赦して頂き、救っていただけるのである。
イエス様のご生涯は、そのことを証ししており、十字架のイエス様の姿こそが、神の御心そのものを表していると言える。
もうすぐクリスマスがやってくる。
イエス様のお誕生をお祝いする日であるが、神様の愛と救いの全てを現わされた日でもある。
どうかこの世界に生きる誰か一人でも、このクリスマスに神の真実を知ることができるように。
イエス様と出会って、神に愛されている幸いと喜びを受け取ることができますように。
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