所在地 北近畿タンゴ鉄道・撮影地 京都府宮津市
由良川は丹波高原の三国岳を源流とし、河口付近で舞鶴市と宮津市の市境をなしながら若狭湾に注ぐ一級河川で、第三セクター北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮津線の由良川橋梁は全長552m。丹後神崎-丹後由良間の由良川河口に架かっていて、大正13年建設というとても古い橋梁です。水面すれすれを走る単線の鉄橋はなんとも味わい深い風景です。
穏やかな由良川を眺めながら、ゆっくり橋梁を渡る普通電車でKTR700形・800形車両(ワンマン運行)を使用しています。毎日「天橋立」駅~「西舞鶴」駅間を運行しています。
北近畿タンゴ鉄道(KTR)とは、京都府北部の丹後地域と兵庫県北東部の但馬地域を走る第三セクター鉄道で、京都府の福知山市と宮津市を結ぶ「宮福線」と、京都府の舞鶴市から宮津市、与謝野町、京丹後市を経て、兵庫県の豊岡市とを結ぶ「宮津線」の2線を運営しています。由良川橋梁を渡る、北近畿タンゴ鉄道が保有する普通列車用の気動車(ディーゼル動車)です。
帰りには、「宮福線」に、ここの喜多駅(きたえき)は、京都府宮津市今福にある、宮津に向かって左側に単式1面1線のホームを持つ無人駅で、駅舎はなく、階段から直接ホームに入る形になっています。長閑な田園風景の中に
ホームに立っていると、鉄道車両の「基本形」を尊重し「クラシック・モダン」なデザインの車両が、福知山方面からホームに入ってきました。
ホームには、乗客の一人も乗り降りもなく発車です。1988年、北近畿タンゴ鉄道の前身である宮福鉄道が宮福線を開業させた際に、富士重工業で製造した車両で、同社の開発した軽快気動車LE-DCシリーズの一種で一般車MF100形です。
しばらくすると、静かな中に線路から伝わってくる電車の音が、向うの方から特急電車が来ましたよ。
「タンゴ・ディスカバリ」の愛称で天橋立駅まで特急電車で来られたお客様を、丹後地域へご案内する新しい車両です。 ゆったりとした曲面の先頭部、大きな連窓、そしてシンプルなフォルム。美しい「丹後」の海と山を表現したカラーリング。四季の自然にすっきりととけこむ、格調高いエクステリアになっています。ちょっと暑い中、長閑もいいですがホームに一人きり、いい思い出です。
次回をお楽しみに では またね
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