Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

平成19年度日本造園学会全国大会

2007-05-23 | Japan
Saturday, May 19, 2007
*企画に携わったミニフォーラム「造園専門教育プログラムの適格認定制度の在り方について」にて「EUにおけるランドスケープアーキテクト資格の相互認証制度について」発表、討議。
*平成19年度社団法人日本造園学会通常総会に出席。平成19・20年度代議員にご指名いただく。新学会長は蓑茂寿太郎先生。副会長は島田正文先生、武内和彦先生。

Sunday, May 20, 2007
*研究発表会「ランドスケープ遺産の保全活用」セッションにて、「イングリッシュ・ヘリテッジによる歴史的公園の登録とその基準」について発表。ほかに、平澤さん(奈文研)、高久さん(東農大院)、そして座長の小野先生(東大)、面白い議論どうもありがとうございました。
*同「多様な都市公園の利用」セッションにて、Dai Feiさん他との共同研究、「Perception and Physical Components of Taiji Boxing Sites in Urban Parks of Wuhan City, China」を発表討議。愛甲さん(北大)、椎野さん(北海道工大)、座長の金子先生(東農大)、楽しい議論どうもありがとうございました。
*同「公園緑地計画論」セッションの座長を務める。松本さん(阪大院)、片桐さん(慶大院)、篠沢さん(大阪芸大)、竹内さん(東京都)、つたない司会で失礼いたしました。

以上の発表論文はいずれも「ランドスケープ研究」所収(有料)。セッションの概要は今年度内に「ランドスケープ研究」誌上にて報告予定です。深夜、突然の左耳の激痛。余っていた頓服薬で何とか急場をしのぐも、、、

Monday, May 21, 2007
分科会「アーバニズムとどう向き合うか? その5 都市の縮減と郊外のランドスケープ」主催。「都市のエッジから非都市のエッジへ、そのデザイン」について発表。「分科会講演集」所収。高橋さん(マスターピース)、石川さん(ランドスケープデザイン)、根本さん(日建設計)、素晴らしいプレゼンどうもありがとうございました。分科会の内容は、今年度内に「ランドスケープ研究」誌上にて報告予定です。

急性中耳炎による激痛と難聴をこらえての分科会でした。終了後、早々に引き上げ、医者へ。いや辛かった。

日伊シンポジウム:新しい戦略 景観

2007-05-23 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。「景観」をテーマとするシンポジウムの会場としてイタリア文化会館ほど相応しい場所はないだろう。

No.150 配信日:2007年5月22日
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日伊シンポジウムのお知らせ

【テーマ】新しい戦略 景観 NUOVE STRATEGIE DI PAESAGGIO

このたびペスカーラ大学・イタリア大使館・イタリア文化会館ではシンポジウム「新しい戦略 景観」を開催することになりました。つきましては、ご多用の折とは存じますが、ぜひとも皆様がたのご来場を賜りたくお待ち申し上げております。
イタリアと日本、それぞれの景観のもつ意味と、その保護と活用に関する戦略効果について検討します。参加ご希望の方はFAXまたはemailで、下記のフォーマットで、お申し込みください。

日時:2007年5月30日(水)
会場:イタリア文化会館 アニェッリ ホール イタリア文化会館 東京都千代田区九段南2-1-30
協力:アブルッツォ州、カラブリア州、ラツィオ州、ウンブリア州、レッチェ県、ナポリ県、SIU(イタリア都市計画学会)、法政大学デザイン工学部、Shiodomeitalia クリエイティブ・センター、日伊協会
参加費:無料(ただし、事前申込みが必要)

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開会式  9時45分
ウンベルト・ドナーティ(イタリア文化会館館長)
マリオ・ボーヴァ(駐日イタリア大使)
亀井 伸雄(文化庁文化財鑑査官)

基調講演 10時30分
アルベルト・クレメンティ(ペスカーラ大学建築学部学部長)
「新たな景観戦略」

第一部 景観の整備 ・ 経験と比較
司会:アルベルト・クレメンティ(ペスカーラ大学建築学部長)
苅谷 勇雅 (文化庁文化財部参事官、建造物担当)「日本における景観保護」
ピオ・バルディ(DARC長官、文化財・文化活動省)「イタリアの景観と現代性の価値」
稲葉 信子(東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター 国際企画情報研究室長)
「世界遺産と文化的景観」
ロザリア・アマンテア(カラブリア州都市計画局長)「ヨーロッパの景観に関する協約と州の役割」
質疑応答 12時45分

昼食  13時30分~15時

第二部 革新のためのテーマ  15時
司会:陣内 秀信(法政大学)
ルーチョ・ザッザラ(ペスカーラ大学)「新たな景観計画へ向けて」
宮脇 勝(千葉大学)「日本の景観法がめざすところ」
モゼ・リッチ(ジェノヴァ大学)「イタリアの景観のためのプロジェクト」
梅津 章子(文化庁文化財部参事官付文化財調査官、建造物担当)「景観の新たな自治体計画へ」
岡田 宜之(金沢市都市政策局歴史遺産保存部長)「金沢の景観対策」
マルコ・カザモンティ(雑誌“AREA”編集長)「建築と景観」
質疑応答 17時30分
閉会 18時
*シンポジウムの中で、ビデオ「イタリア景観の変化 Mutamenti del paesaggio italiano」が上映されます。


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イタリア文化会館
東京都千代田区九段南2-1-30
Tel: 03-3264-6011
Fax: 03-3262-0853
E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it
http://www.iictokyo.esteri.it

●申込み方法:以下の内容を上記のファックスまたはEmailで5月28日までに送付する。
定員を超えた場合のみ、当館より連絡があります。

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イタリア文化会館 Fax: 03-3262-0853 E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it

イベント名:NUOVE STRATEGIE DI PAESAGGIO
新しい戦略 景観
日時と場所:2007年5月30日 イタリア文化会館 アニェッリ・ホール

申込者お名前:
ご所属機関:
部署/役職:
ご連絡先:電話番号及びファックス番号:
ご同行者(いる場合のみ):

なお、当日会場の入口で参加者の確認をさせて頂きますので、本申込用紙をご持参下さいますように、お願い申し上げます。

多摩ニュータウンアーカイブ公開研究会

2007-05-23 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.149 配信日:2007年5月21日
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多摩ニュータウンアーカイブ公開研究会のお知らせ

多摩ニュータウン学会では、2007年4月15日に(社)日本都市計画学会、(社)学術・文化・産業ネットワーク多摩と共催で、第1回市民シンポジウム「まちの環境資産を礎に草創期を振り返りつつ多摩ニュータウンの“未来”を探る」を開催しました。多くの方々にご参加いただき、内容の濃い議論ができたと考えております。しかし、時間的な問題から当初予定していた内容まで議論するに至りませんでした。そこで、第1回シンポジウムのフォローアップとして、下記の日程で公開研究会(主催:明星大学、共催:多摩ニュータウン学会)を開催したいと存じます。
参加費は不要ですが、資料準備等のため、参加される方は電子メール(lectama@es.meisei-u.ac.jp)にて事前にご連絡ください。

【テーマ】
多摩ニュータウンアーカイブ 公開研究会
「街の環境資産を礎に草創期から中興期の夢と苦難を知る」

【日程及び会場】
[第1回公開研究会]
6月16 日( 土)13:30-18:30  明星大学日野キャンパス26号館512教室
~事業着手そして“迷走期”を乗り越えて第一次入居へ~
●謎解き座談会(敬称:略)以下の3名の方による鼎談
広瀬 盛行(明星大学名誉教授・都市計画専攻)(メインスピーカー)
川手 昭二(筑波大学名誉教授・都市計画専攻)
北条 晃敬(元・東京都多摩ニュータウン担当)
● 拡大座談会 他の座談会参加者:横倉 舜三(多摩ニュータウンタイムズ社主)・佐伯 進(元・多摩市役所職員)・長澤 隆(元・東京都および日本住宅公団多摩ニュータウン担当)・大石 武朗(元・日本住宅公団多摩ニュータウン担当)ら
● 謎解き“よろず”クエッションタイム :会場からの質問を受けてのディスカッション

[第2回公開研究会]
6月30 日( 土)13:00-17:30  明星大学日野キャンパス24号館401教室
~第二次住宅建設ストップから「行財政要綱」の制定へ~
● 謎解き座談会(敬称:略)
稲田 幸一郎(元・日本住宅公団多摩ニュータウン担当)
佐伯 進( 元・多摩市役所多摩ニュータウン担当)
山岸 紘一(元・東京都多摩ニュータウン担当)
他の座談会参加者:北條 晃敬・横倉 舜三・川手 昭二・長澤 隆ら
● 謎解き“よろず”クエッションタイム :会場からの質問を受けてのディスカッション
● 講評:広瀬 盛行

[第3回公開研究会]
7月7日(土) 13:00-17:30 明星大学日野キャンパス24号館401教室
~真の“都市づくり”をめざして中興期の多彩な戦略へ~
● 謎解き座談会(敬称:略)
室井 隆良(元・日本住宅公団多摩ニュータウン担当)
山岸 紘一(元・東京都多摩ニュータウン担当)
他の座談会参加者:北條 晃敬・横倉 舜三・佐伯 進・長澤 隆ら
● 謎解き“よろず”クエッションタイム:会場からの質問を受けてのディスカッション
● 講評:広瀬 盛行

【アクセス】
多摩モノレール「中央大学・明星大学」下車
http://www.meisei-u.ac.jp/student/sisetu/cmap/
《第1回と第2・3回では、会場・開始時間が異なりますのでご注意下さい。》

【担当】
コーディネイト:成瀬 惠宏(都市設計工房代表)
総合司会&全体:西浦 定継(明星大学准教授)

【連絡先】
明星大学理工学部環境システム学科 西浦定継
電子メール nishiura@es.meisei-u.ac.jp
電話・ファックス 042-591-9791

Wk 20

2007-05-23 | Japan
Monday, May 14, 2007
*今週末に予定されている造園学会全国大会研究発表会で座長を担当する「公園緑地計画論セッション」の論点をようやくまとめ、発表者のみなさんに送る。4編の論文を何か関連づけて議論しようとすると、どうしても無理が生じるし、なにより議論の解像度が荒くなる。個別に深めたい問題もある。このたびの一連の改革により、ほんとうに研究発表会が活性化されたのか、来場者数は増えたのかをちゃんとチェックする必要がある。それにしても今大会の盛りだくさんなプログラムはどうだろう。会員三千人程度の学会にしてはちょっとやりすぎなんでは? プログラムはこちら→平成19年度日本造園学会全国大会案内
*「公園計画論」の授業(4週目,千葉大):欧米における公園・緑地の系譜 その2:アメリカ,現代の潮流。来週は造園学会のため休講にします。
*「特別演習ゼミ」:日本版グリーンウェイの構想に向けて、今後の進め方など。関連ウェブサイトのチェック。

Wednesday, May 16, 2007
*午前中、造園学会全国大会企画委員会主催ミニフォーラム「造園専門教育の適格認定制度の在り方」の連絡をようやく話題提供者のみなさまに送る。ボクは先頃まとめた、欧米における造園の資格制度と専門教育プログラムの認定について、報告します。

開催日時:平成19年5月19日(土) 10:00~受付 10:30~12:00
開催場所:日本大学生物資源科学部湘南キャンパス本館62講義室
主な参加者:鈴木誠(企画委員会副委員長,JABEE委員会委員長,登録ランドスケープアーキテクト(RLA)資格格制度総合管理委員会,東京農業大学)、川島 保(企画委員会委員,(株)ランズ計画研究所)、戸田芳樹(企画委員会委員,(株)戸田芳樹風景計画)、井上忠佳(登録ランドスケープアーキテクト資格制度総合管理委員会教育分科会委員長,(株)創建)、木下 剛(企画委員会委員,千葉大学緑地環境学科JABEEワーキング)、若生謙二(教育・職能委員会委員長,企画委員会副委員長,大阪芸術大学)

*午後、1年生を対象とした「情報処理」(千葉大園芸学部)の授業。今年も僕の担当はMS-Word。授業を始めるにあたって毎年聞いているんだけど、今年はほぼ全員がパソコンを所有し、Officeも既に使ったことがあるという。昨年はパソコンを持っていない学生のほうが圧倒的に多かったのだから、これは大きな変化だ。高校の時にパソコン関連の授業を受けた学生の割合も高まっている。授業の内容を本格的に見直さざるを得ない。というか、これも毎年学生に向けて言っていることなんだけど、読み書きそろばんレベルの情報処理なんてのはわざわざ大学でやるべきことじゃない。情報倫理は必要だと思うがな。

Thursday, May 17, 2007
*午前中、今週末に予定されている造園学会全国大会の諸々の準備。午後は論文ゼミ。終了後、雨上がりのキャンパスの草刈り。
タム研の林くんから、以前少しだけお手伝いさせてもらった「見沼田圃の散歩道マップ」の現物が届いた。こちらからダウンロードも可能。

Friday, May 18, 2007
*大学院の授業「エコデザイン論2」(千葉大学西千葉本部):先週の休講分の埋め合わせ。「循環型社会の構築と街づくり」。エンジニアリング面での差はないかむしろ日本のほうが上とみた。しかし、こと図面やダイアグラム等のビジュアル/アピアランス/訴求力にかんしては海外事例のほうが断然上。よって授業で紹介するとなると、どうしても海外ものが多くなってしまう。
*夜、園芸学部創立百周年記念事業記念館の建設位置の検討会:子供たちを保育園に迎えに行き、自宅で祖母に預けてからまた大学に引き返しての出席。いずれの案も一長一短あったけれど、最終的な決め手は学生の利用動線が最短となること。その条件を満たすのは原案で、次週の教授会に諮られることになった。