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日本景観生態学会公開シンポ/都市と自然のあいだ:ミドルランドスケープの保全と管理

2007-05-01 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.143 配信日:2007年5月1日
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日本景観生態学会第17回全国大会 公開シンポジウム

【テーマ】 都市と自然のあいだ ーミドルランドスケープの保全と管理

【趣 旨】
 里山や野川のある田園は,日本の典型的なふるさとの風景である.しかしこの風景は,高度経済成長,バブル経済とその崩壊,さらには経済・情報のグローバル化に伴い,わが国から急速に失われつつある.このような現状においては,都市と自然の中間的な景観・ミドルランドスケープとしての,あらたなふるさとの姿を模索するのが現実的でもあろう.しかしその一方で,「文化的景観」である伝統的な田園風景を再生・維持し,将来へと継承できるようにすることは,現存世代の次世代への責務でもあるだろう.
 これには,地域コミュニティの新生,地域農業の再生を含む地域経済の建て直し,および車社会からの脱却など,地域におけるヒト・モノ・カネの循環・交流のあり方の建て直しが不可欠である.このような対策に対して,景観生態学はいかなる役割を果たしうるであろうか.市場原理の威力をかわしつつ,景観生態学が地域政策にいっそうの効果を発揮するには,いかなる探求が必要となるであろうか.
 本シンポジウムでは,田園地域の里山や野川の再生の事例を踏まえて,ミドルランドスケープのあり方を議論するとともに,景観生態学の果たすべき役割を改めて確かめるべき場としたい.

【実施日】 2007年6月9日(土) 15:10~18:00
【場 所】 九州産業大学 1号館1階 N101教室
【参加費】 無料

【主 催】 日本景観生態学会
【共 催】 九州産業大学大学院 学術フロンティア景観研究センター
        (拡大景観セミナー)

【基調講演】
 「田園景観・里山景観の保全」    九州大学教授 重松敏則

【パネルディスカッション】
パネリスト
 北九州市立大学准教授  バート・デワンカー
 兵庫県立大学淡路景観園芸学校教授  藤原道郎
 首都大学東京教授  菊地俊夫
 九州大学教授  重松敏則
コーディネータ
 景観研究センター主任  山下三平

【懇親会】 九州産業大学1号館1階オアシス ¥3,000

【問合先】 九州産業大学学術研究推進機構産学連携支援室
         TEL : 092-673-5501
         FAX : 092-673-5490
         E-mail : sangaku@ip.kyusan-u.ac.jp
         http://www.ip.kyusan-u.ac.jp/J/landscape/


※本シンポジウムは日本景観生態学会全国大会の公開シンポジウムとなっておりますが,シンポジウムのみのご参加に関しましては事前参加申込みの必要はありません。
 
 日本景観生態学会全国大会に関する問合せ先,および参加・発表申込などにつきましては,日本景観生態学会のホームページの案内をご覧下さい。 http://jale01info.seesaa.net/article/38363169.html

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