Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

Fireworks vs Godzilla

2005-08-08 | Japan

Saturday, Aug.6, 2005
*日本造園学会から企画委員会委員の委嘱状が届く。今年はどうやら幹事はお役ご免となったようだ。ふ~。

*原稿提出もつかの間、一難去って今度は8月20日締切の原稿作成のためのリサーチをかけ始める。

*夕方、階上のK一家と一緒に江戸川河川敷に花火を見に出かけた。住宅街から堤防に上がると気温がぐっと下がる感じ。涼風が心地よい夏の夜であった。あいかあらずしょぼい花火大会だが、地元商店組合には一応感謝しているのだ。

Sunday, Aug.7, 2005
*午前中、息子を連れて「おっぱい公園」へ。暑いけれど、ほとんどの遊具が木陰に設置されているので随分と過ごしやすい。地面の所々にセミの幼虫がはい出してきた小さな穴がある。近くの大きなケヤキの梢を見上げると、セミの抜け殻が見つかる。その横で成虫がけたたましく鳴き声をあげている。地面の穴と抜け殻とセミの成虫の関係を一通り息子に説明する。ひとしきり遊んだ後、近所の駄菓子屋で冷たいジュースを買って喉を潤すのがいつものパターン。

*帰り道、TSUTAYAに寄って、息子は「ウルトラマンティガ」のビデオ、僕は「ゴジラvsキングギドラ+モスラ」のDVDを借りた。8月になるとゴジラ見たくなるんだよな。来週、終戦記念日にあわせてハリウッド版「ゴッドジラ」をやるみたいだけど、やっぱりあれじゃだめだよな、ゴジラはさ。しかしどうも息子にはゴジラはアピールしないみたいだな。

INPUT

2005-08-06 | Media
・G.カレン著,北原理雄訳『タウンスケープ』鹿島出版会,1975
・C.アレグザンダー著,平田翰那訳『パタンランゲージ-環境設計の手引き』鹿島出版会,1984
・磯崎新「景観論の罠」建築雑誌,Vol.107 No.1328,1992.6
・五十嵐敬喜・野口和雄・池上修一『息づく町をつくる 美の条例 真鶴町・一万人の選択』学芸出版社,1996
・松原隆一郎『失われた景観 戦後日本が築いたもの』PHP新書227,2002
・五十嵐太郎「景観を笑う」新建築,2004,12
・西村幸夫「景観まちづくりが目指すもの」建築雑誌,Vol.120 No.1527,2005.1
・北村喜宣「地方分権改革と都市景観法システム」,植田和弘・神野直彦・西村幸夫・間宮洋介編集『都市の再生を考える6 都市のシステムと経営』岩波講座,2005所収

・公園緑地,通巻332号,VOL.65,Oct. 2004. 4,公園緑地の展望-景観緑三法 特集-,社団法人公園緑地協会
・新都市,16/7,第58巻 第7号,平成16年7月号,特集:景観緑三法,財団法人都市計画協会
・都市計画,253,Vol.54/No.1,25 Feb.2005,特集:展望 景観法ー可能性と課題,社団法人日本都市計画学会
・景観デザインのフロンティア,総合論文誌第3号,社団法人日本建築学会
・日経アーキテクチュア,No.799,6-27,特集:紛争多発、守れ景観!,2005,日経BP社

OUTPUT:デザイン=美の議論に向けて

2005-08-06 | Japan
Thursday, August 4, 2005
夕方、恩師の田畑先生に呼ばれて、高田馬場のタム研へ。用件は、10月22日(土)新宿御苑で開催予定のリレートークショーの企画打合せ。ランドスケープのこれまでとこれからの50年について、自然、生物、人の視点から対談を行うという内容で、総括のお役目を仰せつかった。この日は同じ時間帯に農大でランドスケープデザインの国際シンポジウムが予定されていて、鈴木誠先生からコメンテーターとして出演依頼をいただいていた。ペンディングにさせてもらっていたけれど、これで正式にお断りしなければならなくなってしまった。

Friday, August 5, 2005
某出版企画の原稿提出締切。2時間ちょっと締切をオーバーして(おまけに字数もちょっとオーバーして)なんとか提出。字数合わせを担当のYさんにお願いしてしまった(←ヒドイ)。タイトルは「タウンスケープ/景観法」。景観法の意義について、「デザインを議論する」という視点から考えをまとめてみました。

いよいよどうする、原稿!!

2005-08-01 | Japan

Monday, August 1, 2005
*「公園計画論」講義13週目
今期の公園計画論も本日を入れて残すところあと2回となった。今日のテーマは「公園はアートたり得るか? 公園づくりの担い手論その1」。アートとしての公園が投げかけた「公」概念の再考という問題。ランドスケープアートとしての公園の発展過程、コラボレーションと職能像の拡張等についてレクチュア。作家の芸術的感性と公共施設が要求する機能、地元住民のニーズとの齟齬といった問題は、1960年代にイサム・ノグチとルイス・カーンがN.Y.のリバーサイド・パークで提案したプレイパーク計画の時にすでに見られたこと。「個」の感性が「公」に至るプロセスとはいかなるものか。「養老天命反転地」はパブリックアートと言えるかもしれないがランドスケープアートではないこと。公園はランドスケープ・アーキテクトの聖域ではありえないこと等々、このテーマは議論が尽きない。

*アトリエ風の河合嗣生さん、プレイスメディアの吉村純一さんが講師を務めてくださってる「環境デザイン実習2」の講評会に参加。スタジオ・オンサイトの長谷川さん、マスターピースの高橋さんもゲスト・クリティークにみえていた。内部教員は僕のほかに三谷徹氏、章俊華氏。さすがに学生さん(2年生)みんな緊張してたな。

*流山市公園緑地課から「流山市緑の基本計画」策定委員会開催の通知。修景社の辻野さんから巣鴨まちづくりの件で新しい委員会設置の連絡。東農大の鈴木誠先生から国際シンポジウムの参加依頼。。。ヒートアップし続ける夏の日、であった。