Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

Gustavo conducts Gustav

2007-09-07 | Media
グスターボ・ドゥダメル(指揮)+シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(演奏)
グスタフ・マーラー「交響曲 第5番 嬰ハ短調」
(DG, 2006)

音楽についての議論の存在意義が、「その対象の美的価値」に依存する、というのはあまり健全ではないと思う。

音楽をめぐる言説では、自分の美的な価値判断が無媒介に主張の意義と接続されてしまいがちで、それが当然と思われてしまう。言説が対象にべったりで、自律していないんですね。音楽についての言説が、その音楽を称揚するためにしか用いられていない。それは息苦しい。(以上、増田聡/サイトー商会


その音楽を「どう聴くか(解釈するか)」というのは、聴き手個々人に許された自由である。で、僕の場合は、絶対音楽というものにあえて視覚的イメージや特定の状況を重ねてみたりするのだが、マラ5にはどんなイメージがピッタリ来るか。これがじつに難しい。気づけば、音楽そのものに引き込まれていて、イメージを想起する余裕が与えられない。別な言い方をすれば、絶対音楽は「聴く場所」を選ばない。その点、マラ4などは視覚的にイメージしやすいほうで、結構聴く場所を選ぶ音楽である。

ところで、こういう「萌え」な聴き方が許されるのは、あくまで「個人のレベル」においてである。ブログのような公共空間で、このような「個人的な聴き方」についてああだこうだ言うのは、内面を吐露する以上の生産的な意味をもたないに相違ない。(←じゃ、書くなよ)一方で、音楽批評と称して、たいそう感覚的、個人的、萌えな言説が巷に流布していることもまた事実である。「萌え」こそが日本文化の本質であるなどという言説はその最たるものだ。個人レベルで萌えるのは大いに結構、当人の自由だ。僕だって萌えまくっている。しかし、それを恥ずかし気もなく一般化するとなると話は別だ。以前にも書いたように、僕はそういう言説には与することはできない。なぜ「オタク的言説」がダメなのか、「萌え的言説」がダメなのか、その理由については先の引用元を参照。じつに平易にわかりやすく説明してくれている。

京都まちづくり学生コンペ 2007

2007-09-07 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.209 配信日:2007年9月7日
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『京都まちづくり学生コンペ 2007』
【テーマ】京都歴史的都心のまちづくり(都市デザイン計画部門・地域まちづくり部門)
【スケジュール】
応募登録期限・・・・・・・・・・・2007年10月10日(水)
合同ワークショップ・・・・・・・2007年10月14日(日)
作品提出受付期間・・・・・・・・・2007年12月1日(土)~12月7日(金)
第一次審査結果通知・・・・・・・・2007年12月下旬
公開プレゼンテーション・第二次審査・表彰式・合同ワークショップ・・・・・・2008年1月下旬
【賞】
最優秀賞:都市デザイン計画部門 1組 賞金30万円
     地域まちづくり部門 1組 賞金30万円
※両部門の内、特に優れていると評価された1組については、2008年6月にトルコ共和国コ
ンヤ市で開催される「世界歴史都市会議」での発表権を付与するとともに、旅行券(グ
ループの場合最大2名まで、個人の場合1名分)を贈呈します。
優 秀 賞 :都市デザイン計画部門 4組 賞金5万円
      地域まちづくり部門 4組 賞金5万円

主催:(財)京都市景観・まちづくりセンター
〒600-8127
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1
(河原町五条下る東側)
『ひと・まち交流館 京都』地下1階
電話番号:075-354-8701
FAX番号 :075-354-8704
E-MAIL:machi.info@hitomachi-kyoto.jp
URL :http://machi.hitomachi-kyoto.jp
※コンペの詳細、応募方法などは、募集要項をご覧ください。募集要項は上記のホームページからダウンロードできます。

第6回 アジア都市計画研究発表会(ACP 2007)

2007-09-07 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.206 配信日:2007年9月4日
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第6回 アジア都市計画研究発表会(ACP 2007)開催のお知らせ及び発表論文募集

社団法人日本都市計画学会・アジア都市計画研究分科会では、下記のとおり、第6回アジア
都市計画研究発表会(ACP2007)を開催いたします。アジア地域を中心にしつつ、広くアジア
地域の都市計画に関連するテーマでの研究成果報告とディスカッションを通じた研究・情
報交流を目的にするもので、多くの研究者、実務家、院生、学生の参加をお待ちしており
ます。

■研究発表会概要
日時:2007年12月2日(日)
会場:東洋大学 白山キャンパス 2号館 16階 スカイホール
   http://www.toyo.ac.jp/campus/hakusan_map.html
交通:http://www.toyo.ac.jp/campus/hakusan.html
(都営地下鉄三田線・白山駅下車徒歩5分、東京メトロ南北線・本駒込駅下車徒歩5分)

■発表論文募集
 *論文を投稿された方には、本研究発表会での口頭発表(英語)が義務づけられます。
論文テーマ:アジア地域の都市計画に関する論文、またはアジア地域という観点からみた
日本の都市計画に関する論文
応募資格:本研究発表会のテーマに合致する研究を行っている方であれば、都市計画学会
の学会員・非学会員を問いません。
言語:英語
論文提出締切日:2007年11月9日(金) 必着
論文提出先:次のメールアドレスにPDFファイルで送信してください。  
 *電子データでの受付のみとし、印刷原稿の送付は不要です。
論文審査:原則として審査なし

*詳細は、下記アジア都市計画研究発表会(ACP2007)HPでご確認下さい。
 日本語: http://www.ues.rcast.u-tokyo.ac.jp/asia/acp2007-j.html
 English: http://www.ues.rcast.u-tokyo.ac.jp/asia/acp2007-e.html

■お問い合わせ先
(注意)
本発表会に関するご質問は、日本都市計画学会ではなく必ず下記事務局にお問い合わせ下さい。
<事務局>〒374-0193 群馬県邑楽郡板倉町泉野1-1-1
     東洋大学国際地域学部 安 相景
Tel:0276-82-9019
連絡先:asia@urban.t.u-tokyo.ac.jp
 *ご連絡は電子メールにてお願い致します。