Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

韓国出張報告など

2005-10-03 | East Asia
Monday, Sept.26, 2005
*園芸学部100周年記念事業打合せ

Tuesday, Sept.27, 2005
*学内評価資料提出
*細々とした渡航前の身辺整理(これが結構面倒)

Wednesday, Sept.28, 2005
*成田~釜山(プサン)大韓航空便
今回は息子を両親に預けている余裕がなく、妻子と3人で出かけることに。
*釜山~大邱(デグ):義父母が迎えで妻のふるさと大邱へ
大邱への車中にて:韓国の山々はおしなべて日本のそれと比べて低く小さい。低く小さいけれど、朝鮮半島南端の釜山近辺から半島東部を北上して、朝鮮民族の母なる山、白頭山(北朝鮮領)につながる山嶺(これを風水用語で「龍脈」と呼ぶ)がある。ああこれが大陸だよな、と車中で深い感慨に浸る。大陸の山々は見てくれの大小にだまされてはいけない。そこがまたいい。

Thursday, Sept.29, 2005
*S郡庁舎にてDプロジェクトの中間報告
妻と二人で大邱を午前中のKTXで経ち、太田(テジョン)で乗り継いで木浦(モッポ)へ。あえて、クライアントの期待に反するプレゼン(外資を期待する役所に対し、外資に頼るなという内容の発表)を行った。結果、案の定、開発か保全か、外部資本か内部資本か、ハードかソフトか、外発か内発か、他律か自律か、という二者択一論になだれ込み、外資による外発的/他律的、ハード開発論者が大勢を占めることに。。。しかし、安易な二元論に終始すべきではないことを力説した結果、最後の最後で奇跡的に、郡長が我々のプレゼンに肯定的な見解を示し、一気に形勢逆転。基本方向は納得してもらえた。それにしても、首長がプロジェクトのプレゼンにいちいち顔を出してコメントするんだから韓国はすごい。日本の役所では考えられないことである。でも、本来そうあるべきだよな。。。中間報告会終了後、料亭(韓定食)で会食。ホテルにチェックインしたのは21時過ぎ。ところが、直ぐに電話で呼び出され、ホテル前の海辺のカフェで元請けD社の面々、国の役人らとともに日付が変わるまでカラオケ。夜風の冷たさが身にしみる一夜であった。

Friday, Sept.30, 2005
*S郡D諸島視察(2回目)
前回行きそびれた島々(無人島を含む)を行政船とマイクロバス等で視察。拠点計画対象の海岸数ヶ所と干潟、リゾート開発地等を現地の役人や事業者らの案内で見て回る。
*木浦~(太田経由)~大邱:ムクゲ号とKTXを乗り継ぐ
木浦から5時間ほどかけて大邱に戻る。それにしても乗り継ぎが悪い。

Saturday, Oct.1, 2005
フリー。ゆっくりと起き出し、義母のつくった朝食を済ませ、久しぶりに近所の蒸し風呂へ。韓国は本当にこういった健康施設が充実している。人々の健康志向は日本人と比べて並はずれてすごいものがある。リフレッシュ。半日そこで費やす。最高の休日だった。帰宅し、叔母夫婦と合流して焼き肉屋さんへ。ま・い・う。夜のニュースで、ソウルの清渓川(チョンゲチョン)竣工セレモニーが報道されていた。清渓川再生を選挙公約に掲げ、見事偉業をやってのけたソウル市長さん、こんどは半島を南北に貫くキャナル(運河)をつくることを公約に大統領選に打って出るそうである。いやはや。。。

Sunday, Oct.2, 2005
釜山まで義父母がクルマで送ってくれた。釜山金海国際空港で朝食。大韓航空便で東京へ。大韓航空のアテンダントのユニフォームが替わった。今回もじつに充実した渡航だった。