Friday, Oct. 21, 2005
*午前中、C県まちづくり公社との受託研究打合せ
*夜、“とげ抜き地蔵”高岩寺十幅苑にて「グリーンアート・フェスタ '05 in すがも・おおつか」の作品説明会
Sutrday, Oct. 22, 2005
*新宿御苑にて「田畑貞寿氏に聞く“景相生態学からの発想”~生きものたちから-ランドスケープ50年~」の開会あいさつの大役をおおせつかる。
・開く一方の年齢差の学生の前ではさすがに緊張しなくなったが、恩師の先生との年齢差はいつまで経っても変わらない。いや緊張した(汗)。閉門後の新宿御苑の麗しいこと。惚れ惚れする芝生だ。
・1970年代に田畑先生が作成した環境区分図や生き物調査図と、衛星画像とGISを駆使して作成された最新の図面とが平行して映し出される。両方の図面に盛り込まれている情報(量)自体に大差はないし、依然として地べたの調査が必要となる点も変わらない。大きく異なるのは、70年代にこのような図面を目にすることができたのは、その道の研究者か一部の行政の担当者に限られていたということだ。それが今やどうだ、ワンクリックで誰もがこれら図面を目にすることができる(ようになりつつある)。それどころか、ちょっと訓練しさえすれば、一市民がこういう図面を自分でつくることだってできるようになった。その意味で、専門家と一般の方々との差は縮まった。情報技術革新の本質とはまさにそういうことだろう。こうなるとどういうことが起きる(可能性がある)かというと、環境の置かれている脆弱な「状況」をだれもが簡単に知りうることになる(かもしれない)。。。ゲストスピーカーの日端先生がいまの「状況」を変えるには、人々の意識や価値観のレベルで変革していくことが最も重要だということを言われていたが、情報技術の進歩にはまさにそういうことが期待されてしかるべきだと思う。ただ、誰もがどこでもユニバーサルにアクセスでき、理解できるというほどにインターフェースの技術は進化していないし、素人にはなんらかのインタープリテーションが必要な情報も多い。おそらくそのへんはやはり専門家がサポートしなければいけないのだと思う。
・この日、東農大で「モダン・ランドスケープデザイン国際会議2005」が開催されていて(これがものすごいメンツ)、僕は当初こちらのイベントに出席させていただく予定だったのだが、立場上、前者のイベントに出席した。同じような「立場」にあるはずのM城氏は東農大のイベントへ、T代氏は海外出張。で、僕が行かないわけにはいくまい。でも、マーク・トライブ氏の講演は聞きたかった。
Sunday, Oct. 23, 2005
いい天気。窓を開け放ち、日だまりの中でゆったりとした時間を家族と共に過ごす。午後は買い物、明日の授業の準備など。
Monday, Oct. 24, 2005
*「地域環境管理論」講義3回目「欧米におけるアーバニズムとランドスケープの関係(その1)」
都市にとり込まれるランドスケープ、インフラストラクチュアとしてのランドスケープ、ビルディング・タイプとしてのランドスケープについて概説。
*「環境デザイン実習I」実習3回目(高崎康隆講師、赤坂、木下)「すべてのすわる」
「Sitting on the UK」と題して、特別スライドショウをやらせていただく。これまでイギリスで撮り貯めたスライドの中から「人々が座っている情景」だけを厳選して紹介。いやこれだけまとめてイギリスに浸れるととてもいい気分だ。反応はまあまあだったかな。
Tuesday, Oct. 25, 2005
*午前中、病院
*午後、大学にてメイル対応、雑用をかたずける
*夕方、高田馬場の修景社へ。ツジノさん、ツルシマさん、学生さん、植木屋さんを交えて「グリーンアート・フェスタ '05 in すがも・おおつか」の出店品調整会議。いやしぼられたな。軽くヤバイ!? いや、重くヤバかった。
Wednesday, Oct. 26, 2005
*午前中、大学でメイル、雑用をかたずける。
*午後、「環境デザイン実習V」実習3回目。前日の調整会議を受けて、修景社マルキ君にもご登場いただいて、学生と作品の練り直し。
・途中、防災対策委員会に代理出席するために中座。会議終了後また実習に戻り、午後8時頃まで作業。案を未来風景舎ツルシマさんと修景社ツジノさんに電送しとりあえず今日のところは終了。学生とマルキ君と近所の食堂へ。ロッテ優勝。ヨン様来日か!? 食事後、マルキ君と大学に引き返し、大学院生チームを激励。
*帰宅すると、INAX出版刊『ランドスケープ批評宣言増補改訂版』のゲラが届いていた。
*午前中、C県まちづくり公社との受託研究打合せ
*夜、“とげ抜き地蔵”高岩寺十幅苑にて「グリーンアート・フェスタ '05 in すがも・おおつか」の作品説明会
Sutrday, Oct. 22, 2005
*新宿御苑にて「田畑貞寿氏に聞く“景相生態学からの発想”~生きものたちから-ランドスケープ50年~」の開会あいさつの大役をおおせつかる。
・開く一方の年齢差の学生の前ではさすがに緊張しなくなったが、恩師の先生との年齢差はいつまで経っても変わらない。いや緊張した(汗)。閉門後の新宿御苑の麗しいこと。惚れ惚れする芝生だ。
・1970年代に田畑先生が作成した環境区分図や生き物調査図と、衛星画像とGISを駆使して作成された最新の図面とが平行して映し出される。両方の図面に盛り込まれている情報(量)自体に大差はないし、依然として地べたの調査が必要となる点も変わらない。大きく異なるのは、70年代にこのような図面を目にすることができたのは、その道の研究者か一部の行政の担当者に限られていたということだ。それが今やどうだ、ワンクリックで誰もがこれら図面を目にすることができる(ようになりつつある)。それどころか、ちょっと訓練しさえすれば、一市民がこういう図面を自分でつくることだってできるようになった。その意味で、専門家と一般の方々との差は縮まった。情報技術革新の本質とはまさにそういうことだろう。こうなるとどういうことが起きる(可能性がある)かというと、環境の置かれている脆弱な「状況」をだれもが簡単に知りうることになる(かもしれない)。。。ゲストスピーカーの日端先生がいまの「状況」を変えるには、人々の意識や価値観のレベルで変革していくことが最も重要だということを言われていたが、情報技術の進歩にはまさにそういうことが期待されてしかるべきだと思う。ただ、誰もがどこでもユニバーサルにアクセスでき、理解できるというほどにインターフェースの技術は進化していないし、素人にはなんらかのインタープリテーションが必要な情報も多い。おそらくそのへんはやはり専門家がサポートしなければいけないのだと思う。
・この日、東農大で「モダン・ランドスケープデザイン国際会議2005」が開催されていて(これがものすごいメンツ)、僕は当初こちらのイベントに出席させていただく予定だったのだが、立場上、前者のイベントに出席した。同じような「立場」にあるはずのM城氏は東農大のイベントへ、T代氏は海外出張。で、僕が行かないわけにはいくまい。でも、マーク・トライブ氏の講演は聞きたかった。
Sunday, Oct. 23, 2005
いい天気。窓を開け放ち、日だまりの中でゆったりとした時間を家族と共に過ごす。午後は買い物、明日の授業の準備など。
Monday, Oct. 24, 2005
*「地域環境管理論」講義3回目「欧米におけるアーバニズムとランドスケープの関係(その1)」
都市にとり込まれるランドスケープ、インフラストラクチュアとしてのランドスケープ、ビルディング・タイプとしてのランドスケープについて概説。
*「環境デザイン実習I」実習3回目(高崎康隆講師、赤坂、木下)「すべてのすわる」
「Sitting on the UK」と題して、特別スライドショウをやらせていただく。これまでイギリスで撮り貯めたスライドの中から「人々が座っている情景」だけを厳選して紹介。いやこれだけまとめてイギリスに浸れるととてもいい気分だ。反応はまあまあだったかな。
Tuesday, Oct. 25, 2005
*午前中、病院
*午後、大学にてメイル対応、雑用をかたずける
*夕方、高田馬場の修景社へ。ツジノさん、ツルシマさん、学生さん、植木屋さんを交えて「グリーンアート・フェスタ '05 in すがも・おおつか」の出店品調整会議。いやしぼられたな。軽くヤバイ!? いや、重くヤバかった。
Wednesday, Oct. 26, 2005
*午前中、大学でメイル、雑用をかたずける。
*午後、「環境デザイン実習V」実習3回目。前日の調整会議を受けて、修景社マルキ君にもご登場いただいて、学生と作品の練り直し。
・途中、防災対策委員会に代理出席するために中座。会議終了後また実習に戻り、午後8時頃まで作業。案を未来風景舎ツルシマさんと修景社ツジノさんに電送しとりあえず今日のところは終了。学生とマルキ君と近所の食堂へ。ロッテ優勝。ヨン様来日か!? 食事後、マルキ君と大学に引き返し、大学院生チームを激励。
*帰宅すると、INAX出版刊『ランドスケープ批評宣言増補改訂版』のゲラが届いていた。