台湾メディア・ETtodayは28日、尖閣諸島付近の海域で海上保安庁の巡視船と台湾漁船が接触した事故について、台湾側が「日本は謝罪と損害賠償をすべき」と主張していると伝えた。

ETtodayの報道によると、台湾宜蘭県所属の漁船「新凌波236号」の船長である陳(チェン)さんは「尖閣諸島の西12カイリ(約22キロ)内に入っての作業は絶対にしておらず、はえ縄が潮流に乗って流れて近づいてしまった」と主張。また、「日本の巡視船はアナウンスもせずに高速で近づいたため接触し、乗船検査も要求してきたが拒否したところ追跡してきた」とも述べたという。

記事は「台湾の巡視船が来たため、この台湾漁船は拿捕(だほ)されることを避けられた」と伝えた。その上で、宜蘭県の林姿妙(リン・ズーミャオ)県長や漁業組合の蔡源龍(ツァイ・ユエンロン)理事長などの漁業関係者は「日本側の横暴な態度は理不尽であり、謝罪して賠償すべきだ」と強く抗議していると説明。「謝罪・賠償がなければ日本側と争う姿勢を示している」とした。また、関係者は「漁具が流れてしまった場合に進入して回収できる範囲を定め、漁民の漁業権を保護すべきだ」とも述べているという。

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日本は尖閣諸島周辺の漁業権を台湾にかなり譲歩しています。

https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=1573&dispmid=5287

https://www.koryu.or.jp/Portals/0/20190411/20190410%20(002).pdf

 

また尖閣諸島周辺の領海内での操業は禁止しています。

取り決めの締結は、尖閣を固有の領土とする日本の立場の変更を意味しない。取り決めは台湾漁船の日本領海侵入も認めていない

https://www.sankei.com/politics/news/130411/plt1304110037-n1.html

 

台湾漁船は尖閣諸島周辺の領海内で違法操業していたのです。

また海上保安庁の乗船検査も拒否して逃走したのですから悪質です。

にも拘わらず、日本に謝罪と賠償を求めているとは図々しいにも程があります。

何と言おうとも、動かぬ証拠がある筈ですから言い逃れは通用しません。

 

台湾漁船が海保巡視船と接触 日本領海内で違法操業(2020年9月28日)

 

今回の事件で日本は事なかれ主義なのか、台湾にかなりの譲歩をしていることを知りました。

尖閣諸島は日本の領土なのですから、ここまで譲歩する必要があるのかと思います。

一旦譲歩したら最後、中々妥当な線に持っていくのは難しいです。

 

日本は台湾が国際社会に認められるように後押ししたい気持ちがあると思います。

そんな中、このようなイザコザが起こり、ぎくしゃくした関係になりたくないです。

 

台湾は韓国とは違う。

台湾は約束を守る国だ。

台湾は謙虚で礼を重んじる国だ。

そう信じたいです。

そして台湾の主権を守り、台湾が国際社会に正式に国家と認められるように

日本政府に後押ししてもらいたいです。

 

日本が困った時に台湾が手を差し伸べてくれた事を忘れません。

台湾とはこれからも良い関係でいたいです。

日本に謝罪と損害賠償を求めるとの記事が捏造である事を祈ります。