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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

永田洋子と「総括」

2011-02-08 17:07:04 | つぶやき
2月8日付 編集手帳(読売新聞) - goo ニュース

問い――以下の行動に共通する言葉を一語で述べよ。〈1〉たくさん食べた〈2〉美容院で髪をカットした〈3〉パンタロンをはいて、おしゃれをした〈4〉こっそり銭湯に出かけた〈5〉寝そべったまま、「ちり紙を取ってくれ」と言った…◆答えは「死」である。連合赤軍が群馬・榛名山の山岳アジトで犯した大量リンチ殺人ほど、いまもって訳のわからないものはない。もう39年前の冬になる◆愚にもつかない理由で“総括”と称してつるし上げ、寄ってたかって 凄惨 ( せいさん ) な暴行を加え、12人の仲間を殺す。ただでさえ少ない同志の半数を殺して何の革命か、正気の沙汰ではない◆連合赤軍の元最高幹部で主犯の永田 洋子 ( ひろこ ) 死刑囚が東京拘置所で死亡した。65歳、病死という。元幹部の一人、坂口弘死刑囚の歌にある。〈刺さざりし 奴 ( やつ ) が 居 ( お ) りぬと叫ぶ声 吾 ( われ ) のことかと立ち 竦 ( すく ) みおり〉(朝日新聞社刊『坂口弘歌稿』より)。山岳アジトはこの世の地獄であったろう◆死後の世界があるならば、虐殺された男女12人はいまも20代の若い姿でいるはずである。再会したかつての仲間たちに、永田死刑囚はあの冬を何と言って“総括”するのだろう。



訳のわからない理由で虐殺された12人。

加害者と被害者は紙一重の世界。

何の為の革命。

誰の為の革命。


リンチを正当化し、

虐殺を正当化した。


自分達の勝手な思想を革命と称し

自分達の行動に酔い、理性もないテロ組織。


そんな組織の最高幹部の一人。


病死と死刑執行での死。

同じ死でも意味が違う。


何の為の死刑制度か?


法治国家であり、死刑制度がある国家なら

法どおり確定から6ヶ月以内の執行が望ましかった。


死刑囚の命より被害者の命が軽視される不条理。


死刑廃止論者は人の命をもっと真剣に深く考えるべきだ。





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