東京都は、オミクロン株の感染拡大に対応し、病床のひっ迫を防ぐため、重症化リスクの高い高齢者や不安を抱える妊婦などが療養できる臨時の医療施設を国と共同で確保すると明らかにしました。合わせて約660床確保し、うち310床程度は新型コロナの確保病床に加わります。

品川プリンスホテルイーストタワーなどの宿泊療養施設を転用するほか、空きとなっていた旧東京女子医大・東医療センターなどを活用します。

また、国はこれらの施設と、大阪府が設置する同様の施設に対し、看護師などの人材を支援します。国は、法律に基づき、約200人の看護師の派遣をするよう全国の公的な病院に対し要求しました。

新型コロナウイルスの対応で国が法律に基づく要求をするのは、去年10月の病床拡大の要求に続いて2度目です。

またもや救急搬送できない状態に陥っています。

昨夏は武漢コロナ患者用のベッドがないからと断られていたのが、

今回は武漢コロナ以外の病気の受け入れ病床が不足しています。

これは多くの武漢コロナ患者を受け入れた為に脳梗塞や心筋梗塞などの救急搬送が出来なくなっているとか。

幸いなことに、ワクチンのお陰なのか、オミクロン株だからか武漢コロナの患者は概ね軽症です。

病院が混乱しない為に、一刻を争う重篤な患者の治療を優先する為にも

高齢者、基礎疾患のある人、肥満体の人、妊婦を入院させ、

それ以外の人は通常の対応で、自宅での療養に切り替えた方が混乱を防げるのではと思います。

 

今回、オミクロン株感染拡大を受け、東京と大阪にはコロナ専用の病床を確保した様です。

すぐには人員確保は難しいでしょうが、政府が出来るほぼ命令に近い要請ですから、

各医師会は看護師の確保に尽力してもらいたいです。

軽症だと言われていたオミクロン株もここ最近では重症者や死者が増えてきています。

軽症で治癒できるように、ワクチン接種を急ぎ、リスクの高い要請者を重点的に治療をして、

この難局を乗り越えてもらいたいです。