静岡県、変異株検査体制整備へ知事、臨時記者会見で独自の緊急警報発令
川勝平太・静岡県知事
英国で見つかった新型コロナウイルスの変異株に感染した静岡県民が確認されたことを受けて、川勝平太知事は19日の臨時記者会見で県独自の感染拡大緊急警報を発令した。飲食店の営業時間短縮などは求めないが、感染防止策の徹底を要請した。県は県環境衛生科学研究所(藤枝市)で変異株のPCR検査ができる体制を整える。
県は、3密を避ける▽県民の県境を越えた移動の自粛▽県外からの訪問も自粛▽緊急事態宣言が発令された地域への通勤・通学は7割削減▽県内も不要不急の外出を控える▽人の2メートル以内に接近する場合には必ずマスクを着用▽飲食店、受験生の感染防止策の徹底――などを求めている。
川勝知事はこの日の臨時記者会見で、同居する家族以外との会食の回避を特に強く県民に求めた。背景として、無症状や発症前の人を介して感染する▽家庭、職場、友人との会食で感染が広がっている▽家族、友人、職場の同僚との間では感染防止策が甘くなる――ことを挙げた。
川勝知事は「感染の連鎖を抑え込みたい。現時点で変異株の感染者の濃厚接触者は特定されていることから、この方々から感染が広がる可能性はない。変異株の感染者を特定する行動、感染した人や医療従事者への誹謗中傷、差別的な対応は決してしないでほしい」と訴えかけた。【山田英之】
静岡県知事の川勝平太さん。
最近は何かと問題発言をしている知事です。
人を見下すような発言もありましたし。
感じが悪い人との印象です。
ま、この話は機会があれば後日するとして。
静岡が大変な事になっています。
というか日本全国、津々浦々が大変な事になっています。
そうです。武漢コロナの変異株の流入です。
イギリスで感染拡大をしているのが武漢コロナ変異株。
この変異株は従来の武漢ウイルスよりも1.7倍感染力が強いそうです。
ですからあっという間に感染拡大し、重症者が増え医療崩壊につながる懸念があります。
本当に難儀な事です。
そんな感染力の強い変異株が既に市中感染を起こしているようです。
というのも海外への渡航歴のない3人から変異株が見つかったのです。
それも東京や大阪のような大都市ではなく、静岡で。
ですから川勝知事の決断は正しかったと思います。
抜き打ちのような形で変異株の感染者が見つかったのですから、
静岡の一部の地域で市中感染が広がっている可能性が大きいです。
もともと武漢コロナウイルスは日本にはありませんでした。
最初は武漢からの入国者の感染者が発見され、
今度の変異株もイギリスなど海外からの入国者が持ち込んだのです。
そんな事態になっても甘い隔離措置の日本です。
日本には厳しさが足りません。
信用し過ぎというより、想像力の欠如です。
昨年春の検疫では健康状態も自己申告でした。
アンケート形式の書面にチェックを入れるだけで防げると思っていたとは呆れます。
それに中国で大流行しているのに春節には中国人観光客の入国を許したのです。
厳しさが足らないのか、危機感が足らないのか、想像力の欠如か。。。
産経新聞出版の編集長が次のようなtweetをしています。
厳格な2週間隔離がなぜできないのか。法律が不備ならなぜそれを改正しないのか。台湾の防疫成功の理由はこの二冊に書いてあります。なぜ日本政府は台湾から学ばないのか不思議です。今からでも遅くない。 https://t.co/4dTFmBYQyT pic.twitter.com/E1H43ZpFdd
— 瀬尾友子 (@SeoTomoko3) January 19, 2021
本当にそのとおりです。
最初から厳格な2週間隔離をするべきでしたし、一日も早く法整備すべきなのです。
1年も経ち、日本に何が足らなかったのか、これからどうすればいいのか、
それさえ考えない政治家たち。
国民の命より優先したいのは何なのか問いたいです。
既に変異株の市中感染が起こっていると考えられます。
手遅れかもわかりませんが、入国者には罰則を伴う厳格な隔離を、
そして今まで以上の手洗いマスク3蜜を避ける事を徹底すべきです。
政府には台湾の成功例を見習い、罰則を含めた厳しい対応をしてもらいたいです。
こんな事態になっても、まだ検討です。
検討をしている間にも市中感染が広がり、手が付けられない状態になってしまいます。
この緊急事態宣言の間に今までの検証と反省をし、次につなげてもらいたいです。
それは私達一般国民も政治家も、そして発信力のあるマスコミもです。
今までの失敗を繰り返さないでもらいたいです。
特に春節の観光客を見込んだかのような2月7日までの自粛期間は延長すべきで、
日本は海外よりも感染者が少ないと自惚れている場合ではありません。