神奈川医師会からのメッセージを河野太郎氏がツイートしています。
武漢コロナウイルスについて医師会会長から県民へのメッセージですが、
テレビで自称専門家やただのテレビ局職員のコメントに警鐘を鳴らしています。
河野太郎氏もツイートしています。
神奈川県医師会のかながわコロナ通信です。 pic.twitter.com/4GAubaepsk
— 河野太郎 (@konotarogomame) April 11, 2020
なぜか尼崎医師会が引用して市民へのメッセージとしています。
http://www.amagasaki.hyogo.med.or.jp/forciv/1889/
それだけテレビが無責任な事を垂れ流しているという事なのでしょう。
神奈川医師会のサイトでは「かながわコロナ通信」として項目毎に述べています。
https://kanagawa-med.or.jp/corona-news/
●若い人は感染しても比較的軽症ですむとの報道があるが、若い人でも、重症化して一定数以上は死亡する。
●現実は症状の軽い人が、重症化するリスクの高い人に感染を広めてしまう可能性がある。
●若い人の理性ある行動が、多くの人々の重症化を食い止め、命を救える。
●この新しい未知のウイルスに本当の専門家はいない。
●専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように同じような主張を繰り返しているテレビ報道がある。
●実際の診療現場の実情に即した意見かどうかが重要。
●第一線で活躍している医師は、現場対応に追われてテレビに出ている時間はない。
●長時間メディアに出てくる時間があれば出来るだけ早く第一線の医療現場に戻り、今現場で戦っている医療従事者と一緒に奮闘すべき。
●PCR検査を数多くするべきだという人がいるが、新型コロナウイルスの PCR 検査の感度は高くて70%程度で、
●30%以上の人は感染しているのに「陰性」と判定され、「偽陰性」となる。
●早い段階でのPCR検査や治癒過程(10日以降)での検査は、万能ではない。
●ドライブスルーでの検査をすればよいという人がいるが、手袋やPPE(防
護服・予防衣)を一つひとつ交換し、
●複数の患者さんへ対応すると、二次感染の可能性も考えなければならない。
●正確で次の検査の人に二次感染の危険性が及ばないようにするには、
一人の患者さんの検査が終わったら、すべてのマスク・ゴーグル・PPE(防護服・予防衣)などを、慎重に外側を触れないように脱いで、破棄処分しなければならない。
●マスク・PPE(防護服・予防衣)など必須装備が絶対的に不足する中、どうすればよいのか。
●次の患者さんに感染させない為には消毒や交換に30 分以上 1 時間近く必要となる。
●テレビなどのメディアに登場する人は、本当のPCR検査の実情を知っているのか。そして、専門家という人は実際にやったことがあるのか。
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テレビは正確な報道をする責務があります。
にも拘らず、自称専門家の人や医師を登場させ不安を煽るような発言をしています。
確かに発言した時点ではそうだったのでしょう。
しかしそれを鵜呑みにしてこのウイルスを軽く見ていた人もいました。
子供は感染しても症状が軽い。子供から大人に移さない等々を信じた人もいた筈です。
若者は無症状か軽症だとの発言もありました。
罪深いのは断言した人もいた事です。
せめて「今のところ」とか「恐らく」と言い、最後には未知のウイルスだから油断すべきではないと言っておくべきでした。
最近は多忙になったのか大谷医師のテレビ出演はありませんが、
重症化した患者にPCR検査をして欲しいと保健所に言っても拒否されたとの発言もありました。
断られてどうしたのでしょう。
保健所への文句だけで、その患者を病院に入院させなかったのでしょうか。
またPCR検査をどんどんすべきだと言っている自称専門家もいました。
彼女はどれだけ実態を知っているのでしょう。
防護服が足りないと言われているのに、検査後に全て廃棄したらどれだけの防護具が要ると思っているのでしょう。
医師も検査技師も感染を防ぐ為には多大なストレスを感じている筈です。
現場の声を知らなすぎます。
もう一度、沖縄の救急医の声を聞いて欲しいです。
続き
— Shunta (@shunshigeK) April 9, 2020
WBSのコロナに思うシリーズは毎回考えさせられるものがある。ぜひ見て欲しい。テレビ東京で23:30頃からやってます。 pic.twitter.com/QvjfBDmNjS