ぶつかってますか?

2009-11-17 | 社労士日記
交通事故には気を付けましょう


鉄の塊には勝てないし、いまだに背中は完治せず orz


ということでもなく…


***** 日経朝刊(11/16)「春秋」より ここから *****
東京近郊に住む目の不自由な若い女性会社員が、都心まで一人、電車で通勤していた。大変でしょうと聞かれ「あっちこっちにぶつかりながら歩きますから、なんとか……」とほほ笑んだ。「ぶつかるものがあるとかえって安心」だと。

この問答をテレビで見た詩人の吉野弘さんは強い衝撃を受けた。目の見える自分には、人も物も「避けるべき障害」にすぎない。しかし彼女にとって、ぶつかってくる人や物は「世界から差しのべられる荒っぽい好意」であり、ぶつかることは世界と結ばれることだと知ったからだ。作品「ぶつかる」にそう記す。

ブラインドサッカーの試合を観戦し、吉野さんの詩を思い出した。転がると鈴が鳴る特別なサッカーボールを、視覚障害者が奪い合う。欧州や南米で盛んなこの競技が日本に本格上陸したのは7年前。来月はアジア大会が東京で開かれる。思いのまま走りコート脇の壁や相手選手にぶつかる。ケガも珍しくはない。

選手の一人は参加する理由を「行動が制約されず、自分が障害者であることを忘れられるから」と語る。ぶつかるのを恐れず、ぶつかって理解する選手たち。冒頭の女性の話から吉野さんは、ぶつかることを避けて生きる心の寂しさに気づく。いまブラインドサッカーがファンを広げるのも同じ理由かもしれない。
***** 日経朝刊(11/16)「春秋」より ここまで *****


車とぶつかる必要はこれっぽっちもないけど


ぶつかった方がよいものも世の中にはあるわけで


時間切れのため、この辺で(^^ゞ



追記 『ことばあふれ出る教室』を思い出す
みんな大きくなっただろうね

彼ら彼女らは目は見えずとも色々チャレンジしていたな

それこそ壁にもぶつかったはず・・・漢字ひとつとっても

でも、その漢字も深い意味を理解することで相手との距離を測れることばとなっていたような

目に見えるものもそうだし、目に見えないものもぶつかってみてわかる

もちろん、ことばをぶつけ合うといっても、けんかをするとかではないけどね

そういう感じでいえば、天皇、皇后両陛下が象徴としてのあり方を国民の目線で言葉を交わすことで築いているのも、そういう距離感を感じるところからきているのかな

自分はどうだろ

見えているようで見えてないものたくさんありそうだし、見えているものを怖がって、見えないものもさらに恐がって

ではでは、これからローラーで自転車と対峙・・・そろそろ湯船が恋しい季節ですね

コメント
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