ドイツ紀行 第14日

2006-06-21 |  ドイツ紀行
第14日(8/3)Pfunds-St.Moritz:91km+徒歩1.5時間(1488km)

今日はオーストリア国境を越えスイスのサンモリッツへ。
ちょっと古い話しですがマラソンの野口みずき選手が合宿をしていたことで名前が出ていたような
もっと古い話では、何と第2回(1928年)と第5回(1948年)の冬季オリンピックの開催地でありました

国境を越えしばらく走っていると、タイヤの空気が抜けてきた。見てみるとバルブの根元が逝っていた・・・パンク修理後にしくじったらしい

何とか修理してみるがどうにも上手くいかず自転車を押して進む山間部のため町までは遠くどうなることやら

ボチボチ歩いていると一台のキャンピングカーが停車した・・・なんとチューブを譲ってくれたそして彼らは去っていった

彼らの住所でも聞いておいて日本から手紙でも送りたかったが、後の祭り今でも後悔していることの一つ。本当にありがとう

そんなこともあったが無事サンモリッツに到着。何とこのユースではお米が出てきたこちらでは初のお米だったので、これにも感動

出足は最悪だったが、町もユースも綺麗だったし、いい一日となった。明日は自転車の国イタリアへ
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労働大学日記 第2回

2006-06-21 | 労働関係
参加されている皆様お疲れ様です。10分前に着いたのですが席がほぼ埋まっており、皆様の熱心さに良い刺激を受けています

体調を崩されぬようご注意頂き、全日程参加できるよう頑張っていきましょう

労働基準法第1回(全10回)となった昨日は、「労働条件の決定と労働基準法の関係について」がテーマでした。
簡単にまとめますと・・・

労働条件とは、賃金、労働時間、解雇や安全衛生など、職場における労働者の一切の待遇をいい(雇入れについては労働条件に含まれません。)、労使が対等の立場において決定すべきものとされています。

労働条件を決定付ける要素としては、

(1)労働基準法:労働者が人たるに値する生活を営むための最低基準。(法1条)

(2)就業規則:使用者の意思による会社のルール。但し、法令または当該事業場について適用される労働協約に反してはならない(法92条)。

⇒法令又は労働協約に抵触する就業規則について、行政官庁は変更を命ずることができる。

(3)労働協約:労働組合と使用者との間で労働条件等に関して合意した労使協定。書面に作成し、両当事者による署名または記名押印によって、その効力を生ずる(労組法14条)。

(4)労働契約:労働者による労働力の提供、使用者による対価の支払を約した契約をいい、雇用契約ともいいます。労働契約は、法令、就業規則、労働協約に反する部分は無効とし、それぞれの基準に従う(法13条、法93条、労組法16条)。

となります。


また、これら労働条件に関するもの(上記のほか労使協定や労使委員会の決議)には周知義務もあります。


さらに労働条件に関わるものとしてもう一つ、労使慣行があります。民法92条により法的効力のある労使慣行が成立していると認められるためには、

(1)同種の行為又は事実が一定の範囲において長期期間反復継続して行われていたこと

(2)労使双方が明示的にこれによることを排除・排斥していないこと

(3)労使双方による当該慣行の規範意識を有していたと認められること(使用者側においては、労働条件についてその内容を決定しうる権限を有し、その取り扱いについて一定の裁量権を有するものであること)

が必要であるとされています。


以上がセミナーの内容でした。

では、何のために労働条件を定めるのでしょうか。労基法に定める最低基準をクリアしていれば良いのでしょうか。もちろん労基法を守れば良いというだけではダメですが、隣の芝生を見て最高水準の労働条件を求め過ぎることも違う気もします。

労働条件を考える上で、

(1)企業は基本的に営利を追求するものです。それぞれ企業理念を達成するために。

(2)しかし企業の資源(お金や労働力)は限られています。

(3)そのため労働者の最高のパフォーマンスを得るために労働条件を定め、雇用契約を結ぶことになります。

(4)ただし、労働者が複数いれば平等性も重要になるので就業規則などで一定のルール作りをする必要があるわけです。

このように見ていくと、労働条件を決めることは大変難しいことだと思います。企業も、企業を取り巻く環境も日々変化しているわけですので、労働環境の対応についても常に念頭においておかなければならないでしょう。

女性や高年齢労働者の十分な活用などを含め、どれだけ個々の労働者の力を引き出せる労働条件を整え、柔軟に対応できるかが、より重要となってきています。

活き活きとした職場づくりを目指した視点で、今後も色々とセミナー情報などを更新したいと思います


それにしても今週はきついです日本クロアチアブラジルオーストラリアスペインチュニジアを観たのが原因ですが流石に昨日のドイツエクアドルは前半ドイツが2点も入れてくれたので助かりました
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