かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

砺波平野の今

2008年12月17日 | Weblog
好天に恵まれた16日、南砺市福光町から立山連峰がくっきりと浮かんで雄姿を覗かせていた。
南砺市(旧井波町)の閑乗寺スキー場でも、降雪期を間近に控えて周辺の整備に追われていた。
ここは、道の駅「井波木彫りの里」横から林道八女線を2Km上った所に公園と併設してあり、
環境がとても良くて展望位置から砺波平野を一望出来るのが嬉しい。
更に5km林道を遡ると、途中で布滝が路側に落下していたり、林の中を通り抜けると雄大な
砺波平野が目前に開けてくる。
この位置は、標高650mですが既に冬季に入り、路面にも積雪10Cmほどが凍結して残っていた。
動物の足跡も沢山あって、何の動物か判別出来ませんが、兎の足跡だけは分かりました。
春まで休眠期に入った砺波平野や散居村の風情も、場所や季節によって眺める人々に大きな
感動を与えてくれるようです。
今、世界中が不況の嵐に呑み込まれている現状の中で、これからの日本はどうなるのか、少なから
ず関心を抱く国民は多いと思う。
今年も食品の偽装や安全性が絶え間なく伝えられてきたが、これで安全で安心出来る様になったと言
うことにはなっていない。
日本人の農地での国内自給率は20数パーセントと言うが、整備された筈の水田が減反政策や
休耕田で30%以上が遊んでいる現状は、誰の為なのか理解に苦しむ変な国なのである。(笑)
来年新緑の頃、この位置から眺める砺波平野一帯の水面に、影を落とす散居村の風情が望まれて
ならない。
<2.南砺市閑乗寺公園から砺波平野と散居村の眺望>

<3.林道の途中で出会う布滝>

<4.林道八乙女山展望台から見下ろす砺波平野>

<5.眼下に散居村の風景が広がる>

<6.対面に南砺市と金沢市を境とする医王山の眺望>

<7.八乙女山展望台の地蔵さんも寒くて寂しい季節を迎える>

<8.何の足跡か判るかな~>
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