かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

紅葉前線を追って(Part-14)

2023年12月18日 | Weblog

山村集落「加賀東谷」
重要伝統建造物保存地区は、全国43道府県(126地区)に種類別(3段階)で剪定されている。

加賀東谷保存地区は、加賀市の南東部に位置し、大日川を源とする動橋川(いぶりはし)と
杉ノ水川の上流域に点在する4つの集落で構成される。
この集落は、藩政期より製炭業で栄え、明治前期から昭和30年代迄に建てられた主屋や
土蔵等が群として残る。
主屋は二階建て、瓦葺き、煙出し付きの形式で統一され、これらの伝統的建造物群と周囲の
自然環境が一体となり、歴史的な山村景観が形成されている。
<大聖寺川支流杉ノ水川流域の「杉水集落」。集落内は300mほどに両側に点在し、
 集落入口に村社(𠮷備神社)がある>

<集落を越えて1.5km遡ると「県民の森」ここには、川遊びや遊戯施設・キャンプ場が
 整っている。ここより、動橋川流域への峠越に遡る。
 峠からの眺望も、天似が良ければ左に日本海まで見える>

<坂道を下り、動橋川流域沿いに沿って遡ると、大土集落の入口に被災受難の地蔵
 昭和13年5月22日-大土集落全焼(焼死3名)とある>

<大土集落(全戸空き家同然で、冬期は不在となる)>

<二つの蔵が同じ程度で建っていたが、奥の1戸改修されている>

<大土集落を下ると、道路の三叉路にある念佛地蔵と道標、左の道標に「念佛は
 光尋の 大道」右の道標「村の発展へ 道路愛護」「右 大土を経て大杉谷村え至る」
「左 大杉谷村を経て新丸村へ至る」と記実ある


<今立集落>

<今立小学校跡地>

<荒谷集落>


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