今日行われた衆議院予算委員会で、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表が質問した。
両氏とも新型コロナウイルス対策、東京高等検察庁の黒川弘務検事長の定年延長問題に絞って安倍晋三内閣を追及した。
枝野氏は、前半、昨日新型コロナについて安倍内閣の基本方針が示されたが、内容は国民に要請することが多く、政府としての具体的な対策が明確に示されていないと指摘、閣内の統制にも欠けていると批判した。
黒川検事長の定年延長については、政府が勝手に規則を変えて強行しようとしていると批判、桜の会問題で政治資金規正法違反の疑いがある安倍首相の立件を阻むためではないかと指摘した。
玉木氏は、黒川検事長の定年延長の根拠になる法解釈について、事務方と政府間の協議が時系列的に矛盾しており、事務方から発案されたものではなく、官邸からの指示に基づいて行われているのではないかと厳しく追及した。
今回の検事長の人事については、法治国家としての土台が揺るぐ重大な問題だと危機感を露わにした。「関連:2月25日」
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