新型コロナウイルスは、感染力の高いオミクロン株に入れ替わり昨日、過去最多の6万2630人に拡大、徐々に高齢者の感染者が増えてきたため警戒を強めている。
政府は新たに18道府県にまん延防止等重点処置を発令、これで34都道府県に重点処置が広がった。
病床使用率も徐々に高まっており、救急医療体制も全国的に逼迫してきた。
政府は、40歳以下で持病がなく、症状が軽い人は自身で検査キッドによる検査を認め、可能な限り自宅療養をするよう求めている。
結局、感染者が一日6万人を超す事態になれば、医療機関だけでなく、ホテルなどの施設での療養も物理的に困難になり、余程の重症者でないかぎり自宅療養をするしかないのが実態だ。
感染力の高いオミクロン株は、2~3日で感染し、数日で治癒すると言われ、前のデルタ株のように自宅待機中に死亡する例は少ない。
ただ、子どもの感染者が増えてきたため、親が務めを休まざるを得ない状態になっているなど社会機能への影響は相当なものだ。
現在問題になっているのが、3回目のワクチン接種の遅れ、検査キッドの不足だ。
3回目の接種率は昨日で16%に止まっている。岸田文雄首相は、2回目のワクチン接種が遅れた分遅れていることを認め、2月になれば急速に接種する人が増えると述べている。
また、若い人に自身で検査を求めておきながら、その道具の検査キッドが不足していたのではどうしようもない。
前政権時でもあったが、果たしてワクチンは足りているのか。検査キッドは如何なっているのか。再び国民の間で疑心暗鬼が募っている。「関連:1月15日」
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