石原慎太郎東京都知事が、アメリカで尖閣諸島を東京都が購入すると演説したが、その後、帰国後はグット発言がトーンダウンした。
どうも、演説した場所で、威勢の良い言葉をしゃべらされたと言う見方もあるようだが、それよりも、息子の石原伸晃自民党幹事長が、父親の発言のため、前から決まっていた中国行きを急遽キャンセルしたことが大きな理由ではなかろうか。
さすがに石原知事も、親ばかで、息子のために良くならない言動は、このくらいで差し控えたとも言える。しかし、石原知事の一言で、野田佳彦首相が、泡を食って尖閣諸島は国で買い取るようなことを述べたので、彼の初期の目的は達成したと思ったのかもしれない。
問題は、石原知事が一言しゃべったことに直ぐ反応して、首相らが動いたと言う軽さである。これで、尖閣問題は、日中両国ががちんとぶつかる形で、顕在化してきた。両国にとっては、もっと重要な課題が沢山ある筈だ。「関連:4月17日]
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