中国湖北省当局は、新型コロナウイルスによる死者が同省で81人増えたと発表、これで中国本土の死者は803人となり、2002~3年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の世界全体の死者数774人を超えた。
ただ、先の新聞記事によるとSARSは、世界30カ国で8422人が感染し、916人が死亡した(2月4日当ブログ掲載)とあったので、この記事が正しいとすればまだ中国国内の死者数はSARS以下だが、そうなって欲しくはないが、早晩SARSを超える恐れがある。
現状は、中国国内では感染者が武漢を中心に3万7千人近くになり4万人に迫っている。世界的には28カ国で約260人の感染者が出ている。その中で、日本が最も多い90人(クルーズ船感染者64人含む)となっている。
クルーズ船乗客は船内待機を余儀なくされているが、検査をしたのは高熱を発している人に限り約1割程度で、不安を感じている乗客からは検査を望む声も上がっているようだ。
実際、まだ未検査の乗客の中では身体の不調を訴える人もかなりいるようなので早めの対策が必要になっている。
このような中で、武漢市では新型コロナウイルス感染でアメリカ人が死亡、感染の疑いで日本人男性が死亡したことが確認されている。日本国内の感染者は比較的重症者は少ないと報告されている。
新型コロナウイルスに耳目が集中しているが、アメリカではインフルエンザが流行「2200万人が感染し、1万2千人が死亡」したというニュースが伝わっている。
日本では、新型コロナウイルス予防の結果か、インフルエンザの発症者は劇的に少なくなっているものの、死者は1000人を超えているとのことであり、素人にはこちらの方が怖い感じもする。「関連:2月8日」
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